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アジアリーグアイスホッケーは11日、日光霧降アイスアリーナでプレーオフ・セミファイナル第5戦の1試合を行い、栃木日光アイスバックス(レギュラーリーグ3位)はアニャンハルラ(同2位)に競り勝ち、チーム創設以来初のファイナル進出を決めた。

 

■  栃木日光アイスバックス 4 – 3 アニャンハルラ
<プレーオフ・セミファイナル第5戦=バックス 3勝2敗/日光>

※この試合は、Breakaway047号(4月15日発売予定)で詳しくレポートします。

 

「好リリーフ」を見せた小野(左)とリンクに戻る福藤。バックスはGKのリレーでハルラの攻撃を凌いだ

立ち上がりからハルラの攻撃を受けたバックスは、第1ピリオド3分にGK福藤が負傷。しかし、代わったGK小野が好守で凌ぐと、11分に2人多いパワープレーでFW上野が先制点を挙げ、14分にもFWボンクの個人技で2点をリードした。第2ピリオドにもFWコゼックのゴールで追加点を挙げたバックスは、1点を失った後の17分にも再びコゼックが自ら持ち込み4-1とする。あとがなくなったハルラは第3ピリオド開始早々にFWキム・サンウクが執念でねじ込むとその後も猛攻。第2ピリオド途中から復帰した福藤に次々とシュートを浴びせ、11分にFWシン・サンウのゴールでついに1点差まで迫った。しかし、バックスは6人一体となった守りでその後のハルラの猛攻を凌ぎ切り、2連敗後の3連勝で初のファイナル進出を決めた。

 この結果、17日からのファイナルは王子イーグルスとバックスの対戦となった。日本のチーム同士のファイナルは3年ぶりとなる。

 

▼GK=バックス:福藤→小野→福藤/ハルラ:オム・ヒョンスン→パク・ソンジェ

▼SOG=バックス:18/ハルラ:35

 

【バックス/村井忠寛監督】「選手たちの勝ちたいという並々なならぬ気持ちが前面に出た。主導権を握りながらも最後は苦しい展開になったが、決めるべき人が決めてゲームプラン通りに戦うことができた。急遽出場した小野が相手にチャンスを与えなかったことが、結果的にキーポイントになった。王子は守りの堅いチームだが、今までの戦い方で臨みたい。3.11以後、ホッケーができるのか考えたシーズンだったが、地元の方々、スポンサーやファンの皆さんのご協力やご尽力があって、我々は今ここにいられる。対戦チームも含めて、すべての皆さんに感謝を申し上げたい」

 

【バックス/マーク・ペダーソン ヘッドコーチ】「バックスの長い歴史には苦しい時期もあったが、今までバックスに携わってきた人々にとってすごくいい日になったのではないだろうか。ハルラはお金もあり選手補強もできるチームだが、我々はバックスであるということに誇りを持ってプレーできたことが良かったと思う」

 

【バックス/FW#18鈴木貴人キャプテン】「変なプレッシャーを感じず、みんながプレーに集中して臨めた結果だと思う。このチームはチャレンジしていかなくてはならないチームだが、それができていた。第1戦は本来の力を出せずに終わったが、そこからチームとしての成長を見せられたセミファイナルだった」

 

【ハルラ/シム・ウィシク監督】「まずはアイスバックスのファイナル進出おめでとうございます。ファイナルはいい試合になると思う。負けたことに対して言うことはない。今シーズンはホッケー界が盛り上がるために一歩進んだシーズンだと思う。また、来シーズンがんばりますので、応援よろしくお願いします」

 

【ハルラ/DF#5キム・ウジェ】「1,2戦はプレーオフの経験があることで自信のあるプレーができたが、それが逆に3戦目以降はセミファイナルを甘く見てしまい、早く終わりたい気持ちがありすぎた。ハルラは優勝した経験のあるチームだったが、チャレンジする気持ち、勝ちたい気持ちがハルラよりアイスバックスにあったことが残念な結果につながったと思う」

 

●プレーオフ・ファイナルの試合予定

王子イーグルス×栃木日光アイスバックス

第1戦:3月17日(土) 14:00 苫小牧市白鳥アリーナ

第2戦:3月18日(日) 14:00 苫小牧市白鳥アリーナ

第3戦:3月20日(火) 14:00 苫小牧市白鳥アリーナ

第4戦:3月24日(土) 16:00 日光霧降アイスアリーナ

第5戦:3月25日(日) 14:00 日光霧降アイスアリーナ

 ※3戦先勝方式のため、第4戦以降は行われない場合あり

 

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アジアリーグアイスホッケーは10日、日光霧降アイスアリーナでプレーオフ・セミファイナル第4戦の1試合を行い、栃木日光アイスバックス(レギュラーリーグ3位)はアニャンハルラ(同2位)に完封勝ちし、ファイナル進出に逆王手をかけた。

 

■  栃木日光アイスバックス 3 – 0 アニャンハルラ
<プレーオフ・セミファイナル第4戦=バックス 2勝2敗/日光>

※この試合は、Breakaway047号(4月15日発売予定)で詳しくレポートします。

 

先制ゴールを挙げてガッツポーズを見せるバックス外崎

第1ピリオド2分にFW外崎のミドルシュートで先制したバックスは、5分にもFW鈴木がパワープレーゴールをねじ込んで2点をリードした。第2ピリオドに入っても、バックスは堅い守りでハルラの攻撃を凌ぐと、第3ピリオド8分には数的優位を作って攻め込んだところからFWボンクが追加点を決め、逃げ切り態勢に入った。バックスはその後ハルラにチャンスを与える場面もあったが、GK福藤が好守を連発し、完封で2連勝としてファイナル進出に逆王手をかけた。

両チームはファイナル進出を懸けて、明日(11日)最終第5戦を戦う。

 

▼GK=バックス:福藤/ハルラ:オム・ヒョンスン

▼SOG=バックス:22/ハルラ:39

 

【バックス/村井忠寛監督】「決していい立ち上がりではなかったが、ゲームが膠着していた時に鈴木のゴールで流れを持ってきてくれたことは大きかった。3点目を挙げるまでは我慢続きだったが、DFもFWも身体を張って守り、福藤のセーブしたパックをクリアできていた。守備の意識も高く、完封という結果は明日につながる。今までに経験したことがないようなご声援をいただき、チームの力になった」

 

【バックス/マーク・ペダーソン ヘッドコーチ】「プレーオフではどこのラインからでも得点を取れることが大事だが、今日はそれができた。完璧な試合内容ではなかったが、ゴール前を守れたことが大きい。また、ブレイクアウェイなどの大ピンチを福藤が抑えてくれたことが勝利へのポイントだった」

 

【バックス/GK#44福藤豊】「日光に帰ってプレーしたいと、全員が思っていた。1−2戦目は失点も多かったが、第3戦以降は危ない場面も抑えることができてよかった。しかし、明日勝たないと何の意味もないので、必ず勝ちたい。明日(3月11日)は、日本にとっては忘れられない日。自分も一人の日本人として、力になるようなプレーをしたいし、勝利で日本人に何かを伝えられることができればと思っている」

 

【ハルラ/シム・ウィシク監督】「立ち上がり直ぐに失点をし、また連続でペナルティをしてしまいハルラらしいプレーができず、試合の流れに押されてしまった。明日は最初から攻めて絶対に勝ちたい」

 

●プレーオフ・セミファイナルの試合予定

第5戦:3月11日(日)

 栃木日光アイスバックス×アニャンハルラ(14:00 日光霧降アイスアリーナ)

 

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アジアリーグアイスホッケーは6日、苫小牧市白鳥アリーナなどでプレーオフ・セミファイナル第3戦の3試合を行い、王子イーグルス(レギュラーリーグ1位) は日本製紙クレインズ(同4位)に完勝し、4季ぶりのファイナル進出を決めた。また、栃木日光アイスバックス(同3位)はアニャンハルラ(同2位)に競り勝ち、今シリーズ初勝利を挙げた。

 

■  王子イーグルス 5 – 1 日本製紙クレインズ
<プレーオフ・セミファイナル第3戦=イーグルス 3勝/苫小牧>

※この試合は、Breakaway047号(4月15日発売予定)で詳しくレポートします。

 

イーグルス春名(右)はシリーズを通して安定した守りを見せた

立ち上がりのクレインズの攻撃を抑えたイーグルスは第1ピリオド10分、FWカヴォシーがリバウンドを押し込んで先制した。その後はイーグルスのペースで進んだが、クレインズも第2ピリオド13分にFW佐藤博のゴールで追いつく。しかし、勢いが衰えないイーグルスは第3ピリオド16分にFW久慈が執念のゴールを見せると、第3ピリオドにもDFキャラーの2ゴールなどで3点を加え、クレインズを寄せつけなかった。

イーグルスはアジアリーグ初優勝を遂げた4年前以来のファイナル進出。クレインズは2季連続でセミファイナルで姿を消した。

 

▼GK=イーグルス:春名/クレインズ:石川

▼SOG=イーグルス:42/クレインズ:14

 

【イーグルス/山中武司監督】「苫小牧のファンの前でファイナル進出を決めることができてよかった。アタッキングゾーンのプレーからリズムを作ることができた。得点されてもすぐに取り返す等、勝負強くなっている。キャプテン齊藤哲のラインを相手の一番いいラインに当ててよく抑えてくれた。選手全員がよく力を発揮してくれたと思う。ファイナルもいい準備をしてチャレンジする」

 

【イーグルス/FW#16齊藤哲也キャプテン】「レギュラーシーズンでクレインズに負け越していたのは少し気になっていたが、いい準備ができたことが3連勝につながったと思う。ファイナルも油断することなく、1戦1戦目の前の試合に向かって頑張りたい」

 

【イーグルス/GK#61春名真仁】「前線からいい守りにいってくれていたので、自分のやるべきことをやっていればよかった。チームの状況も雰囲気もいいので、このままの勢いを持続してファイナルも勝ちたい。今日は平日にもかかわらずこれだけのお客さんが来てくださったが、久々のファイナルに苫小牧市民の皆さんももっと来てくださると思うので、いいところをお見せしたい」

 

【クレインズ/佐々木博明監督】「完敗に近い試合だった。スコアリングチャンスは王子の方がクレインズより2倍3倍あったと思う。攻撃力の差が敗因だ。必ず勝って釧路に戻るつもりだったが、釧路のファンのみなさまには大変申し訳ない。この結果をしっかり反省し、選手一人一人が課題を持って来シーズンを迎えたい。ありがとうございました 」

 

■  アニャンハルラ 2 – 3 栃木日光アイスバックス
<プレーオフ・セミファイナル第3戦=ハルラ 2勝1敗/韓国・安養>

※この試合は、Breakaway047号(4月15日発売予定)で詳しくレポートします。

 

バックスはハルラの攻撃をゴール前を固めて守った/取材協力:アニャンハルラIHC

第1ピリオドはお互いにチャンスがある互角の展開で両軍無得点に終わったが、第2ピリオド開始早々にバックスはFW内山の個人技で先制した。一方、徐々にペースをつかんだハルラは、第3ピリオドに入ると猛攻を見せ、6分にFWアレックス・キムのゴールで同点とした。しかし、福藤の再三の好守でピンチを凌いだバックスは14分にFWボンク、16分にFWコゼックの連続ゴールでリードを広げると、その後のハルラの攻撃を1点に抑えて逃げ切った。

王手をかけられていたバックスは対戦成績を1勝2敗とし、第4戦以降を地元日光で行えることになった。

 

▼GK=ハルラ:オム・ヒョンスン/バックス:福藤

▼SOG=ハルラ:43/バックス:34

 

【バックス/村井忠寛監督】「今日は60分間を通して、チームの一人一人が勝利のためだけに体を張って、今までの2戦以上に努力をした結果だと思っている。本当に苦しい状況が続いたが、全員が同じ方向を向いて戦った結果、素晴らしい勝利をすることができた。まだまだ先を目指す。まずは土曜日の試合に勝つために、最高の準備をして、日光での試合を楽しみにしたいと思う」

 

●プレーオフ・セミファイナルの試合予定

第4戦:3月10日(土)

 栃木日光アイスバックス×アニャンハルラ(16:00 日光霧降アイスアリーナ)

第5戦:3月11日(日)

 栃木日光アイスバックス×アニャンハルラ(14:00 日光霧降アイスアリーナ)

※3戦先勝制のため、第5戦は開催されない可能性あり

 

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アジアリーグアイスホッケーは4日、苫小牧市白鳥アリーナなどでプレーオフ・セミファイナル第2戦の2試合を行い、王子イーグルス(レギュラーリーグ1位)は日本製紙クレインズ(同4位)に完封勝ちし、アニャンハルラ(同2位)は栃木日光アイスバックス(同3位)に快勝。イーグルス、ハルラともに2連勝として、ファイナル進出に王手を掛けた。

 

■  王子イーグルス 3 – 0 日本製紙クレインズ
<プレーオフ・セミファイナル第2戦=イーグルス 2勝/苫小牧>

※この試合は、Breakaway047号(4月15日発売予定)で詳しくレポートします。

 

新人ながら2試合連続ゴールを挙げ、ゲームベストプレーヤーに選ばれたイーグルス高橋

立ち上がりはクレインズに押されたイーグルスだったが、第1ピリオドを無失点で終えると、第2ピリオド2分にFW高橋の2試合連続ゴールで先制した。イーグルスはこれで流れをつかむと、堅い守りでクレインズに得点を許さず、第3ピリオド14分にもFW佐藤が追加点を押し込んでリードを広げた。クレインズは残り3分で6人攻撃を敢行するが、イーグルスは17分にFW齊藤毅のエンプティネットゴールで試合を決めた。

完封勝ちしたイーグルスは、前回の優勝時以来4年ぶりのファイナル進出まであと1勝とした。

 

▼GK=イーグルス:春名/クレインズ:石川

▼SOG=イーグルス:26/クレインズ:23

 

【イーグルス/山中武司監督】「ここ数年、クレインズとの2連戦で連勝できていなかったので、強い気持ちを持って試合に臨んだ。なかなか得点できなかったが、オフェンス面の内容は良かったと思っている。守りは昨日の反省点をしっかりと修正し、チームディフェンスができていたと思う。敵より1歩前へ出ようとプレーする選手の運動量はとても頼もしい。これで満足することなく、1戦1戦が新たなチャレンジなので、火曜日は今日よりもっと強い気持ちで試合に臨む」

 

【クレインズ/佐々木博明監督】「昨日の試合と同様に立ち上がりは良かったが、第3ピリオドで脚が止まってしまった。スコアリングチャンスもクレインズの方がだいぶ少なかったように思う。王子はスピードがあるので、もっと内側で守る意識を持たなければならない。PK、PPを修正し、釧路で試合ができるように火曜日の試合に全力を傾けたい」

 

■  アニャンハルラ 4 – 1 栃木日光アイスバックス
<プレーオフ・セミファイナル第2戦=ハルラ 2勝/韓国・安養>

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ハルラのイ・ヨンジュン(中央)は2試合連続で先制ゴールを挙げた/取材協力:アニャンハルラIHC

立ち上がりはバックスが勢いのある攻撃で押し気味に進めたが、第1ピリオド中盤から流れを得たハルラは、第2ピリオド2分、パワープレーのチャンスにFWイ・ヨンジュンが第1戦に続いて先制点をゲット。9分にも速攻からDFジャックマンが決めて2点をリードした。第3ピリオドに入っても勢いの衰えないハルラは、7分にFWキム・グンホのパワープレーゴールで3点差とすると、残り5分で6人攻撃を仕掛けたバックスから、15分にもFWキム・サンウクがエンプティネットゴールを決めた。バックスは18分にFW内山のゴールで完封を逃れるにとどまった。

ハルラは3季連続のファイナル進出に王手を掛けた。

 

▼GK=ハルラ:オム・ヒョンスン/バックス:福藤

▼SOG=ハルラ:39/バックス:30

 

【ハルラ/シム・ウィシク監督】「今日の試合に勝つことができてよかった。本当は4-0の完封で勝ちたかったが、最後で気が緩んだのか、失点をしてしまったことが残念。今日は第1ピリオドの立ち上がりでペナルティが多く、失点をしそうになったが、持ちこたえたことによって選手たちが集中力を持ってくれた。もしそこで失点していたら流れが変わっていたと思う。今日の勝利のポイントはまさにここだったと思う。次の第3戦では、第1ピリオドから最後のホイッスルが鳴るまで集中力を持って、気を抜かず最後まで戦いたい。そしてホームでいい形で勝ちたい」

 

【バックス/村井忠寛監督】「2連敗の結果になってしまったが、今日は素晴らしいスタートが切れて、第1ピリオドはスコアリンクチャンスが多く、ゴールに向かう姿勢が出ていた。第2ピリオドは、反則による我慢の時間が続いて、そこで失点を許してしまった。逆に相手は少ないチャンスを決めてきて、第3ピリオドに試合が決まってしまった。火曜日(次戦)はやるしかないと思っているが、内山が次に繋がる大きなゴールを決めてくれた。このゴールをきっかけにして、次の火曜日は思い切って全力を出し、チーム一丸となり勝利だけを目指し、日光に戻って、まだまだ戦いを続けれるよう頑張りたいと思う」

 

●プレーオフ・セミファイナルの試合予定

第3戦:3月6日(火)

 王子イーグルス×日本製紙クレインズ(18:30 苫小牧市白鳥アリーナ)

 アニャンハルラ×栃木日光アイスバックス(19:00 韓国・アニャンアイスアリーナ)

第4戦:3月10日(土)

 日本製紙クレインズ×王子イーグルス(16:00 釧路アイスアリーナ)

 栃木日光アイスバックス×アニャンハルラ(16:00 日光霧降アイスアリーナ)

第5戦:3月11日(日)

 日本製紙クレインズ×王子イーグルス(14:00 釧路アイスアリーナ)

 栃木日光アイスバックス×アニャンハルラ(14:00 日光霧降アイスアリーナ)

※3戦先勝制のため、第4戦以降は開催されない可能性あり

 

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アジアリーグアイスホッケーは3日、苫小牧市白鳥アリーナなどでプレーオフ・セミファイナル2試合を行い、王子イーグルス(レギュラーリーグ1位)は日本製紙クレインズ(同4位)に逆転で快勝。アニャンハルラ(同2位)は栃木日光アイスバックス(同3位)を寄せ付けなかった。

 

■  王子イーグルス 4 – 1 日本製紙クレインズ
<プレーオフ・セミファイナル第1戦=イーグルス 1勝/苫小牧>

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第2ピリオド5分、イーグルスはFW高橋(右から2人目)のパワープレーゴールで逆転した

立ち上がり動きの良いクレインズは第1ピリオド6分にDF伊藤のパスをゴール前のFW小原が決めて先制した。しかし、その直後にイーグルスはFW石塚のゴールで同点として第1ピリオドを終えると、第2ピリオドは流れをつかみ、5分にFW高橋のプレーオフ初得点となるパワープレーゴールで逆転。第3ピリオド3分にもパワープレーのチャンスにFW久慈のシュートリバウンドをFW齊藤毅が叩いて2点のリードを奪った。その後、相手の強固な守備を崩せずに攻めあぐねたクレインズも残り2分で6人攻撃を敢行したが、試合終了間際にイーグルスはFW齊藤哲がエンプティネットゴールを決めて逃げ切った。

 

▼GK=イーグルス:春名/クレインズ:石川

▼SOG=イーグルス:40/クレインズ:17

 

【イーグルス/山中武司監督】「大事な初戦を勝ててよかった。この勢いに乗っていきたい。オフェンスはアタッキングゾーンの1対1で粘り強くプレーできたのがよかった。ディフェンスではパックを見過ぎる面があったが、第3ピリオドに注意するよう指示してからはよくなったと思う。明日の試合もチャレンジする気持ちで全力で戦う」

 

【クレインズ/佐々木博明監督】「立ち上がりはいい展開だったが、第2ピリオド以降は王子に主導権を握られホッケーをさせて貰えなかった。スピード負けし、ディフェンディングゾーンでの1対1で我慢できずにペナルティをしてしまったのが一番の敗因。PKで失点があったので、明日はそこを修正して試合に臨みたい」

 

■  アニャンハルラ 6 – 2 栃木日光アイスバックス
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ハルラはラドゥンスキ(右から2人目)の2ゴールなどで6得点の猛攻を見せた/取材協力:アニャンハルラアイスホッケークラブ

第1ピリオド4分にFWイ・ヨンジュンのゴールで先制したハルラは、完全に試合を支配すると、11分にもFWキム・ウォンジュンの個人技で追加点を挙げる。第2ピリオド2分にもFWチョ・ミンホが決めてハルラが3点をリードしたが、バックスも18分にFWソン・ドンファンがようやく1点を返し、ここから流れを得た。しかし、ハルラは第3ピリオド8分に2人多いパワープレーを生かしてFWラドゥンスキが決めると、11分にバックスFW上野にゴールを許した直後の12分にも、見事なパスから相手守備を撹乱しラドゥンスキがゴール。18分にもゴール前に入り込んだDFキム・ユンファンが駄目押し点を決めたハルラが快勝した。

 

▼GK=ハルラ:オム・ヒョンスン/バックス:福藤

▼SOG=ハルラ:41/バックス:26

 

【ハルラ/シム・ウィシク監督】「プレーオフは第1戦がどれぐらい大事かは、選手もよく分かっていた。試合の立ち上がりから集中力をもってプラン通りの展開で良くやってくれたし、選手全員が守りの意識をもってPKをしのいで戦ってくれたおかげだ。明日も今日のように臨みたい」

 

【バックス/村井忠寛監督】「今日は第1ピリオドの20分間がキーになった試合だった。ミスが多く、そこから失点してしまい、逆に5人対3人のチャンスに点を決めることができずに負けてしまった。明日は気持ちと体をリセットして、バックスらしいハードワークするホッケーを60分間継続して、勝ちにいきたいと思う」

 

●プレーオフ・セミファイナルの試合予定

第2戦:3月4日(日)

 王子イーグルス×日本製紙クレインズ(14:00 苫小牧市白鳥アリーナ)

 アニャンハルラ×栃木日光アイスバックス(17:00 韓国・アニャンアイスアリーナ)

第3戦:3月6日(火)

 王子イーグルス×日本製紙クレインズ(18:30 苫小牧市白鳥アリーナ)

 アニャンハルラ×栃木日光アイスバックス(19:00 韓国・アニャンアイスアリーナ)

第4戦:3月10日(土)

 日本製紙クレインズ×王子イーグルス(16:00 釧路アイスアリーナ)

 栃木日光アイスバックス×アニャンハルラ(16:00 日光霧降アイスアリーナ)

第5戦:3月11日(日)

 日本製紙クレインズ×王子イーグルス(14:00 釧路アイスアリーナ)

 栃木日光アイスバックス×アニャンハルラ(14:00 日光霧降アイスアリーナ)

※3戦先勝制のため、第4戦以降は開催されない可能性あり

 

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アジアリーグアイスホッケーは3日、苫小牧市白鳥アリーナなどで、プレーオフ・セミファイナル第1戦2試合を行い、約1か月に渡る優勝を懸けた戦いが幕を開ける。

3戦先勝方式で行われるプレーオフ・セミファイナル2カードをプレビューする。

 

王子イーグルス×日本製紙クレインズ

<レギュラーリーグ対戦成績:イーグルス2勝4敗(1OT負1GWS負を含む)>

 

プレーオフを知り尽くした両チームのベテランのプレーも見どころの一つ

北海道に本拠地を置く製紙会社チーム同士のライバル決戦。

2年連続のレギュラーリーグ1位を獲得したイーグルスは、安定感という点では間違いなくアジアナンバーワンだ。

特に運動量豊富な守備力は抜群。相手に簡単に攻撃をさせない力があり、DFの駒も充実。ベテランGK春名も安定した守りを見せている。

攻撃面でもFW齊藤毅、カヴォシー、久慈の第1FWが後半戦好調で、得点力という点では核となっている。

クレインズはここにきて調子を上げており、全日本選手権ではイーグルスを下して優勝。レギュラーリーグ終盤戦では驚異の追い上げを見せ、5位ハイワンとの勝点差1という僅差で4位に滑り込んだ。

アジアリーグ随一の攻守の切替の速さが売りで、勝負どころで連続得点する力も兼ね備えている。

FW西脇、小原、モジエンコの第1FWが攻撃の中心で、ここのところコンビネーションも合ってきており、得点量産が期待されるまた、FWヘキモビックのシュート力も脅威だ。

対戦成績だけを見ればクレインズに分が良く、その勝負強さで負けられない試合にことごとく勝利した終盤戦の勢いを持続できるかどうか。

イーグルスはここ一番での脆さが指摘されているが、攻守にタレントは豊富なだけに、全セットで均等に力を発揮できれば大崩れすることはないだろう。

立ち上がりから勢いに乗ったラッシュでペースをつかんだイーグルスが、一気に点差を離せば勝ちパターン。僅差で終盤での決着になれば、クレインズに分がある。試合はイーグルスが支配する時間が多くなることが予想されるが、クレインズが試合前半にどれだけ我慢強く守って、後半勝負に持ち込むか。また、イーグルスが終盤の勝負どころでしっかりとクレインズの勢いを止めることができるかがポイントとなるだろう。

 

王子イーグルス

・36試合:24勝(1OT勝2GWS勝を含む)12敗(2OT負4GWS負を含む)

・勝点75:1位

・得失点差:+59(141-82)

・パワープレー成功率:24.0%(4位)

・ショートハンド阻止率:82.7%(1位)

・ゴールTop3:久慈28/齊藤毅20/百目木15

・アシストTop3:今28/久慈、百目木22

・ポイントTop3:久慈50/齊藤毅40/百目木37

・GK防御率:春名91.3%

 

日本製紙クレインズ

・36試合:20勝(1OT勝3GWS勝を含む)16敗(1OT負1GWS負を含む)

・勝点58:4位

・得失点差:+18(128-110)

・パワープレー成功率:30.2%(3位)

・ショートハンド阻止率:72.3%(6位)

・ゴールTop3:ユール、小原16/モジエンコ13

・アシストTop3:モジエンコ26/小原23/飯村21

・ポイントTop3:モジエンコ、小原39/ユール36

・GK防御率:石川90.4%

 

アニャンハルラ×栃木日光アイスバックス

 <レギュラーリーグ対戦成績:ハルラ3勝3敗(1GWS負を含む)>

 

バックスにとって、ラドゥンスキ(左)を止められるかもハルラの攻撃を封じ込めるポイント

3連覇を目指すハルラと4季ぶりのプレーオフ進出で初のファイナルを狙うバックスとの対戦。

若手の主力FW2名が抜けるなどして戦力ダウンもささやかれたハルラだが、しっかりとホームアドバンテージのある2位を確保した。

やはりハルラの代名詞でもある攻撃力は脅威。FWラドゥンスキ、アレックス・キムに加え、今季ヤングガイ・オブ・ザ・イヤーを獲得したキム・サンウクの力強いプレーも魅力だ。また、守備のみならずDFジャックマンが攻撃の起点もなっている。各選手の高い個人スキルと身体能力を生かした多彩な攻撃を見せている。

一方、守備面では昨季に比べて失点が増えた。点の取り合いになるゲームもあり、安定感には欠ける戦いも見られた。しかし、キルプレーでもまずまずの数字を残しているように、ここ一番で守り切れる力は持っており、プレーオフでは守備的なシステムを採用してくることも予想される。

バックスは、前半戦の旋風の勢いに乗って4季ぶりのプレーオフ進出を、3位という好成績で果たした。

その躍進を支えた要因の一つが、FWボンク、上野、鈴木、コゼックらのFW陣。少ないチャンスを生かして確実に得点を挙げ、多くの接戦を制してきた。また、後半戦はFW斉藤らの若手も成長を見せ、攻撃陣の底上げが図られている。

守備陣もベテランを中心にゴール前を固める守りで、絶対的守護神GK福藤の前に立ちはだかり、昨季に比べても失点を大きく減らした。

プレーオフ独特のロースコアの展開に慣れたハルラの試合巧者ぶりに、バックスの攻撃陣がどう対応するかは見どころの一つになるだろう。また、重く苦しい雰囲気の中、ハルラのオム・ヒョンスン、バックスの福藤の両GKがどれだけ安定したセービングでチームに勢いを与えられるかも勝負の分かれ目となるだろう。バックスがファイナルに勝ち進むためには福藤のビッグセーブは不可欠だ。

 

アニャンハルラ

・36試合:24勝(1OT勝3GWS勝を含む)12敗(1OT負3GWS負を含む)

・勝点72:2位

・得失点差:+47(154-107)

・パワープレー成功率:23.6%(5位)

・ショートハンド阻止率:81.3%(2位)

・ゴールTop3:ラドゥンスキ22/キム・ウォンジュン16/シン・サンウ15

・アシストTop3:ラドゥンスキ30/ジャックマン28/イ・ヨンジュン27

・ポイントTop3:ラドゥンスキ52/キム・サンウク38/ジャックマン37

・GK防御率:オム・ヒョンスン90.6%

 

栃木日光アイスバックス

・36試合:22勝(4GWS勝を含む)14敗(1OT負を含む)

・勝点63:3位

・得失点差 +55(158-103)

・パワープレー成功率:32.4%(2位)

・ショートハンド阻止率:76.1%(4位)

・ゴールTop3:コゼック27/ボンク25/上野24

・アシストTop3:ボンク42/上野40/鈴木37

・ポイントTop3:ボンク67/上野64/鈴木52

・GK防御率:福藤93.0%

 

●レギュラーリーグ最終順位
① 王子イーグルス(勝点75/36試合)

② アニャンハルラ(勝点72/36試合)

③ 栃木日光アイスバックス(勝点63/36試合)  

④ 日本製紙クレインズ(勝点58/36試合)

※以上、プレーオフ出場決定※

⑤ ハイワン(勝点57/36試合)

⑥ 東北フリーブレイズ(勝点52/36試合)
⑦ チャイナドラゴン(勝点1/36試合)

 

●プレーオフ・セミファイナルの試合予定

第1戦:3月3日(土)

 王子イーグルス×日本製紙クレインズ(14:00 苫小牧市白鳥アリーナ)

 アニャンハルラ×栃木日光アイスバックス(17:00 韓国・アニャンアイスアリーナ)

第2戦:3月4日(日)

 王子イーグルス×日本製紙クレインズ(14:00 苫小牧市白鳥アリーナ)

 アニャンハルラ×栃木日光アイスバックス(17:00 韓国・アニャンアイスアリーナ)

第3戦:3月6日(火)

 王子イーグルス×日本製紙クレインズ(18:30 苫小牧市白鳥アリーナ)

 アニャンハルラ×栃木日光アイスバックス(19:00 韓国・アニャンアイスアリーナ)

第4戦:3月10日(土)

 日本製紙クレインズ×王子イーグルス(16:00 釧路アイスアリーナ)

 栃木日光アイスバックス×アニャンハルラ(16:00 日光霧降アイスアリーナ)

第5戦:3月11日(日)

 日本製紙クレインズ×王子イーグルス(14:00 釧路アイスアリーナ)

 栃木日光アイスバックス×アニャンハルラ(14:00 日光霧降アイスアリーナ)

※3戦先勝制のため、第4戦以降は開催されない可能性あり

 

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アジアリーグアイスホッケーは28日、レギュラーリーグの各表彰・受賞者を発表。最優秀選手には、ゴールとポイントのリーグ記録を樹立したハイワンのFWマイケル・スウィフトが選ばれた。

 

MVPほか「5冠」に輝いたハイワンのスウィフト

発表された各賞は以下の通り。

 

◆最優秀選手賞 マイケル・スウィフト(初/ハイワン)

◆ヤングガイ・オブ・ザ・イヤー キム・サンウク(アニャンハルラ)

◆最多得点選手賞 マイケル・スウィフト(初/ハイワン)

◆最多アシスト選手賞 マイケル・スウィフト(初/ハイワン)

◆最多ポイント選手賞 マイケル・スウィフト(初/ハイワン)

◆最優秀セーブ率GK賞 福藤豊(2年連続2回目/栃木日光アイスバックス)

◆ベストGK 福藤豊(2年連続2回目/栃木日光アイスバックス)

◆ベストディフェンシブDF クリス・ハリントン(初/王子イーグルス)

◆ベストオフェンシブDF ブライアン・ヤング(初/ハイワン)

◆ベストプレーメイキングFW デイブ・ボンク(初/栃木日光アイスバックス)

◆ベストオフェンシブFW マイケル・スウィフト(初/ハイワン)

◆ベストディフェンシブFW 齊藤毅(3年連続3回目/王子イーグルス)

◆AL審判特別功労賞 パク・ゲジュン(初/韓国アイスホッケー協会)

 

なお、プレーオフ最優秀選手賞と最優秀監督賞は、プレーオフ終了後に決定する。

 

●レギュラーリーグ最終順位
① 王子イーグルス(勝点75/36試合)

② アニャンハルラ(勝点72/36試合)

③ 栃木日光アイスバックス(勝点63/36試合)  

④ 日本製紙クレインズ(勝点58/36試合)

※以上、プレーオフ出場決定※

⑤ ハイワン(勝点57/36試合)

⑥ 東北フリーブレイズ(勝点52/36試合)
⑦ チャイナドラゴン(勝点1/36試合)

 

●プレーオフ・セミファイナルの試合予定

第1戦:3月3日(土)

 王子イーグルス×日本製紙クレインズ(14:00 苫小牧市白鳥アリーナ)

 アニャンハルラ×栃木日光アイスバックス(17:00 韓国・アニャンアイスアリーナ)

第2戦:3月4日(日)

 王子イーグルス×日本製紙クレインズ(14:00 苫小牧市白鳥アリーナ)

 アニャンハルラ×栃木日光アイスバックス(17:00 韓国・アニャンアイスアリーナ)

第3戦:3月6日(火)

 王子イーグルス×日本製紙クレインズ(18:30 苫小牧市白鳥アリーナ)

 アニャンハルラ×栃木日光アイスバックス(19:00 韓国・アニャンアイスアリーナ)

第4戦:3月10日(土)

 日本製紙クレインズ×王子イーグルス(16:00 釧路アイスアリーナ)

 栃木日光アイスバックス×アニャンハルラ(16:00 日光霧降アイスアリーナ)

第5戦:3月11日(日)

 日本製紙クレインズ×王子イーグルス(14:00 釧路アイスアリーナ)

 栃木日光アイスバックス×アニャンハルラ(14:00 日光霧降アイスアリーナ)

※3戦先勝制のため、第4戦以降は開催されない可能性あり

 

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アジアリーグアイスホッケーは26日、東京・ダイドードリンコアイスアリーナなどで3試合を行い、レギュラーリーグの全日程を終えた。日本製紙クレインズは王子イーグルスを接戦の末に下して4位に滑り込み、プレーオフ最後の1枠を勝ち取った。

 

■  王子イーグルス 1 – 2 日本製紙クレインズ
<6回戦=イーグルス 2勝4敗(1OT負1GWS負を含む)/東京>

※この試合は、Breakaway046号(3月10日発売)で詳しくレポートします。

 

プレーオフ進出を決めて、歓喜の輪を作るクレインズの選手たち

第1ピリオド9分にFW坂上のゴールでクレインズが先制したが、14分にイーグルスはカウンターからFW百目木が決めて同点とした。第2ピリオドまでイーグルスがやや押し気味に試合を進めたが、クレインズも得点を許さず、逆に第3ピリオド3分に得意の速攻からFW飯村のゴールで勝ち越しに成功した。その後はイーグルスが圧倒的にパックを支配したが、クレインズはゴール前を固めて逃げ切った。

勝ったクレインズは4位を確保し、8年連続のプレーオフ進出を決めた。

 

▼GK=イーグルス:春名/クレインズ:石川

▼SOG=イーグルス:32/クレインズ:26

 

【クレインズ/佐々木博明監督】「非常に疲れた。今日は相手のチャンスが多い中で、我慢できたことが一番評価できる。ずっと崖っぷちと言われてきたが、崖っぷちから少し上がれたので、王子をしっかり研究してプレーオフに臨みたい。シーズン序盤はFWにケガ人が多く、外国人選手の入替などもあったが、年明けからセットも固定し、コンビネーションもよくなっており、いい状態でプレーオフに入れると思う」

 

【イーグルス/山中武司監督】「厳しいゲームになることはわかっていたが、お互いに我慢の展開になった。その中でもっとも警戒していたクレインズの速攻で2点を取られたことが敗戦につながったと思う。うちはいい攻撃をしていたが、相手のDFが一歩速く、なかなかゴール前でフリーでシュートを打つことができなかった。クレインズは倒さないと優勝できない相手。今日は倒せなかったが、来週は必ず倒したい」

 

■  栃木日光アイスバックス 6 – 5 東北フリーブレイズ(GWS)
<6回戦=バックス 3勝(1GWS勝を含む)3敗(1OT負を含む)/東京>

※この試合は、Breakaway046号(3月10日発売)で詳しくレポートします。

 

ハットトリックを達成したバックス外崎と笑顔のセルジオ越後SD

第1ピリオドにブレイズが3点を先取したが、第1ピリオド終了1秒前にFW上野のゴールで1点を返したバックスは、第2ピリオド以降FW外崎のハットトリックなどで優位に進め、第3ピリオド10分で5-4と1点をリードした。しかし、ブレイズも15分、FW河合が決めて同点とし、点の取り合いは60分では決着がつかなかった。延長戦では両軍得点なく、ゲームウイニングショット戦にもつれこんだが、バックスは上野の決勝点で勝利をものにした。

 

▼GK=バックス:小野/ブレイズ:橋本

▼SOG=バックス:34/ブレイズ:32

▼GWS1巡目=バックス(先):ソン・ドンファン× コゼック× ボンク×/ブレイズ(後):田中豪× 波多野× アルバーツ×

▼GWS2巡目=ブレイズ(先):鈴木×/バックス(後):上野○

 

【バックス/村井忠寛監督】「福藤、鈴木がいない中で3点のビハインドからだったが、いいカムバックができ、ゲームウイニングショット戦で勝てたことは努力と成長を感じた。36試合を通してハードワークできたことが、3位という好成績につながったと思う。プレーオフはギリギリの戦いが続くと思うが、バックスらしいゲームプランで戦っていきたい。(セミファイナルの相手である)ハルラは攻撃力が高いので、守りのシステムをしっかりやっていくことが必要だ」

 

【ブレイズ/クリス若林監督】「今季ラストゲームだったが、試合前には相手はサブGKが先発でキャプテンも出ていないので、合わせずにガンガン行こうと言って送り出した。第1ピリオドはとてもよかったが、その後逆転されてしまった。しかし、その後同点に追いつき、最後は勝てなかったが、選手たちのあきらめない姿勢は素晴らしかった」

 

■  アニャンハルラ 5 – 1 チャイナドラゴン
<6回戦=ハルラ 6勝/韓国・安養>

 

 

ハルラはイ・ヨンジュンのゴールで同点とした/取材協力:アニャンハルラアイスホッケークラブ

ドラゴンは第1ピリオド7分にFW本間のパワープレーゴールで前日に続いて先制したが、ハルラは第2ピリオド6分にFWイ・ヨンジュンのパワープレーゴールで同点とすると、その後もFWチョン・ビョンチョンの2ゴールなどで加点し、最終戦を飾った。

ドラゴンは2季連続で未勝利に終わった。

 

▼GK=ハルラ:オム・ヒョンスン/ドラゴン:酒井

▼SOG=ハルラ:57/ドラゴン:14

 

●レギュラーリーグ最終順位
① 王子イーグルス(勝点75/36試合)

② アニャンハルラ(勝点72/36試合)

③ 栃木日光アイスバックス(勝点63/36試合)  

④ 日本製紙クレインズ(勝点58/36試合)

※以上、プレーオフ出場決定※

⑤ ハイワン(勝点57/36試合)

⑥ 東北フリーブレイズ(勝点52/36試合)
⑦ チャイナドラゴン(勝点1/36試合)

 

●プレーオフ・セミファイナルの試合予定

第1戦:3月3日(土)

 王子イーグルス×日本製紙クレインズ(14:00 苫小牧市白鳥アリーナ)

 アニャンハルラ×栃木日光アイスバックス(17:00 韓国・アニャンアイスアリーナ)

第2戦:3月4日(日)

 王子イーグルス×日本製紙クレインズ(14:00 苫小牧市白鳥アリーナ)

 アニャンハルラ×栃木日光アイスバックス(17:00 韓国・アニャンアイスアリーナ)

第3戦:3月6日(火)

 王子イーグルス×日本製紙クレインズ(18:30 苫小牧市白鳥アリーナ)

 アニャンハルラ×栃木日光アイスバックス(19:00 韓国・アニャンアイスアリーナ)

第4戦:3月10日(土)

 日本製紙クレインズ×王子イーグルス(16:00 釧路アイスアリーナ)

 栃木日光アイスバックス×アニャンハルラ(16:00 日光霧降アイスアリーナ)

第5戦:3月11日(日)

 日本製紙クレインズ×王子イーグルス(14:00 釧路アイスアリーナ)

 栃木日光アイスバックス×アニャンハルラ(14:00 日光霧降アイスアリーナ)

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アジアリーグアイスホッケーは25日、東京・ダイドードリンコアイスアリーナなどで3試合を行い、王子イーグルスは日本製紙クレインズの追撃をかわして勝利。2年連続のレギュラーリーグ1位を決めた。また、アニャンハルラの2位と栃木日光アイスバックスの3位も決定した。

 

■  日本製紙クレインズ 3 – 5 王子イーグルス
<5回戦=クレインズ 3勝(1OT勝1GWS勝を含む)2敗/東京>

※この試合は、Breakaway046号(3月10日発売)で詳しくレポートします。

 

イーグルスは第1ピリオド2分、カヴォシー(右)がリバウンドを拾って先制した

立ち上がりからペースをつかんだイーグルスは第1ピリオド2分にFWカヴォシーのゴールで先制すると、同点とされた後の10分にも4人対4人の状況で、カヴォシー、DF川島の連続ゴールでリードを奪った。第2ピリオドにカヴォシーのハットトリック達成で3点差としたイーグルスに対して、クレインズは第3ピリオドは完全にパックを支配し、FW西脇の2ゴールで追撃したが、あと一歩及ばなかった。

イーグルスはこの勝利により、レギュラーリーグ1位を決めた。敗れたクレインズは明日の同カードにプレーオフ進出を懸ける。

 

▼GK=クレインズ:石川/イーグルス:春名

▼SOG=クレインズ:26/イーグルス:33

 

【イーグルス/山中武司監督】「クレインズ相手に60分勝ちでレギュラーリーグ1位を決められて嬉しく思う。チャレンジする気持ちをフィジカルプレーで表し、いいスタートが切れた試合だった。終盤にフィジカルプレーが反則につながり、流れを変えてしまったのは反省すべき点だ。ここまで来たら目の前の敵を倒すことしか考えておらず、明日もクレインズにチャレンジして、勝利で自信を得たいと思う。ダントツでなくてもいいので、負け試合の反省を生かして最後は1位になるように選手には言ってきたので、私個人としては1位が決まってホッとしている」

 

【クレインズ/佐々木博明監督】「立ち上がりから良いホッケーができず、第3ピリオドだけがホッケーだったかな、という感じだ。運動量がある選手も相手の方が多く、4人対4人の個人スキルを発揮すべき場面で簡単に負けて失点してしまった。明日もう一度だけチャンスがあるので、スタッフはしっかり分析し、選手はコンディションを整えて臨みたい。明日は立ち上がりを我慢して、守りの意識を持つことが重要だと思う」

 

■  東北フリーブレイズ 3 – 2 栃木日光アイスバックス
<5回戦=ブレイズ 3勝(1OT勝を含む)2敗/東京>

※この試合は、Breakaway046号(3月10日発売)で詳しくレポートします。

 

第3ピリオド10分、ブレイズは田中豪(#14)が決勝ゴールを挙げた

第1ピリオド8分にFW石岡が相手のミスをついて先制したブレイズは、同点とされた後の15分にもDFマッケンジーが叩き込んでリードを奪った。すでに3位が決まっていたバックスも、第2ピリオド3分にDF高橋のパワープレーゴールで追いつき、同点のまま試合は終盤に入った。第3ピリオド中盤に反則が相次いだバックスに対して、ブレイズは10分、2人多いパワープレーでFW田中豪が決めて勝ち越し。その後もバックスの6人攻撃を凌いで勝利した。

 

▼GK=ブレイズ:橋本/バックス:福藤

▼SOG=ブレイズ:37/バックス:25

 

【ブレイズ/クリス若林監督】「我々にはプレーオフの可能性はない中での試合だったが、選手たちは集中力を切らさず、ハートを持ったプレーを東京のファンの皆様の前でできたことは誇りに思う。タイトなゲームでどちらに転んでもおかしくなかった。6位という結果は、自分の力不足や準備不足もあったと思うが、来年はこういうことがないようにしていきたい」

 

【バックス/村井忠寛監督】「当日移動してきて第1ピリオドは予想通りに動けず、5人対3人のパワープレーでスコアできずに勢いを得ることができなかった。先週末の良かったチームから別のチームのようになってしまっただったが、特に第1ピリオドは意識の低いプレーが多く、スケートができていなかった。3位という結果は、チームの力だけでなく、スポンサー、ファン、地元の皆様をはじめ、今までの選手・スタッフの尽力のおかげ。感謝の気持ちを持って、さらに上を目指していきたい」

 

■  アニャンハルラ 4 – 1 チャイナドラゴン
<5回戦=ハルラ 5勝/韓国・安養>

 

ハルラは59本のシュートを浴びせた/取材協力:アニャンハルラアイスホッケークラブ

ここまで今季も1勝もできていないドラゴンは第1ピリオド2分FW近藤の4試合連続ゴールで先制した。しかし、ハルラはFWラドゥンスキの2ゴールで逆転すると、その後もFWアレックス・キム、シン・サンウが決めて、ドラゴンを振り切った。

ハルラはこの勝利により、レギュラーリーグ2位を決めた。

 

▼GK=ハルラ:パク・ソンジェ/ドラゴン:酒井

▼SOG=ハルラ:59/ドラゴン:16

 

【ハルラ/シム・ウィシク監督】「たくさんのチャンスはあったが、集中力が落ちてしまうプレーの展開で、得点につなげることができなかった。明日の最後の試合はプレーオフに向けて、フィジカルにメンタル的に負けないように良い準備をして臨みたい」

 

●レギュラーリーグ順位:丸数字は順位確定
① 王子イーグルス(勝点75/35試合)

② アニャンハルラ(勝点69/35試合)

③ 栃木日光アイスバックス(勝点61/35試合)

 ※以上、プレーオフ出場決定※ 

4 ハイワン(勝点57/36試合)

5 日本製紙クレインズ(勝点55/35試合)

⑥ 東北フリーブレイズ(勝点51/35試合)
⑦ チャイナドラゴン(勝点1/35試合)

 

◆プレーオフ進出の条件

・クレインズが残り1試合で勝利した場合 

  → クレインズのプレーオフ進出

・クレインズが残り1試合で敗戦を喫した場合

  → ハイワンのプレーオフ進出

 

●明日の試合予定

2月26日(日)

 王子イーグルス×日本製紙クレインズ(13:00 東京・ダイドードリンコアイスアリーナ)

 栃木日光アイスバックス×東北フリーブレイズ(16:30 東京・ダイドードリンコアイスアリーナ)

 アニャンハルラ×チャイナドラゴン(17:00 韓国・アニャンアイスアリーナ)

 

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アジアリーグアイスホッケーは25日、26日の両日、東京・ダイドードリンコアイスアリーナなどで3カードを行い、レギュラーリーグ全日程を終える。

 

すでに全試合を終了しているハイワン以外の6チームは、2試合ずつを残しているが、リーダーズフラッグとプレーオフスポット最後の1枠の行方に注目が集まる。何と言っても東京で行われる日本チーム同士の集結シリーズ2カードが楽しみだ。

 

イーグルスとクレインズはそれぞれの目標に向けて激突!

首位を行く王子イーグルスは勝点を1でも獲得した段階で、2年連続のレギュラーリーグ1位が確定する。一方、対戦する日本製紙クレインズは現在5位。プレーオフ進出に向けて獲得条件にもよるが最低でも勝点2以上が必要だ。全日本選手権決勝を含めて、クレインズが4連勝中の同カードだが、実力が拮抗しているだけにクレインズはプレーオフ進出に向けて予断は許さない。

30%を超えるパワープレー成功率を誇るクレインズが、ショートハンド防御率リーグ1位のイーグルス相手にスペシャルプレーで優位を保てるか。また、クレインズが速攻からのアタッキングゾーンでの創造的なプレーで、イーグルスの速いチェックを主体とした堅守を崩せるか。安定感では勝るイーグルスと攻撃の爆発力が魅力のクレインズのスピードあふれる戦いを期待したい。

 

3位以上が確定している栃木日光アイスバックスは、すでに6位が決まっている東北フリーブレイズと対戦。今季は互角の対戦成績だが、直近の全日本選手権3位決定戦ではブレイズがバックスを下している。ここのところ波の乗れていないバックスは、プレーオフに向けてチーム状況を一気に上向かせたいところだ。一方、プレーオフ進出の可能性が断たれたブレイズは今季ラストの2試合だけに、昨季のチャンピオンとしての意地を見せたい。本州のライバル同士の熱い戦いになることは間違いないだろう。

 

この他、韓国・安養では2位のアニャンハルラと今季全敗のチャイナドラゴンが対戦する。ハルラが残り試合に60分勝ちで全勝し、イーグルスがいずれも60分負けで連敗した場合はハルラがレギュラーリーグ1位になるだけに、ハルラも最後の望みを懸けて戦う。

 

●レギュラーリーグ順位
1 王子イーグルス(勝点72/34試合)

2 アニャンハルラ(勝点66/34試合)

3 栃木日光アイスバックス(勝点61/34試合)

 ※以上、プレーオフ出場決定※ 

4 ハイワン(勝点57/36試合)

5 日本製紙クレインズ(勝点55/34試合)

6 東北フリーブレイズ(勝点48/34試合)
7 チャイナドラゴン(勝点1/34試合)

 

◆プレーオフ進出の条件

・クレインズが残り2試合で勝点3以上を獲得した場合 

  → クレインズのプレーオフ進出

・クレインズが残り2試合で勝点2を獲得した場合

  ① 「1OT勝」もしくは「1GWS勝」で勝点2を獲得 → クレインズのプレーオフ進出

  ② 「2GWS負」で勝点2を獲得した場合 → クレインズのプレーオフ進出

  ③ 「1OT負+1GWS負」もしくは「2OT負」で勝点2を獲得した場合 → ハイワンのプレーオフ進出

・クレインズが残り2試合で勝点1以下の獲得の場合

  → ハイワンのプレーオフ進出

 

●今後の日程

2月25日(土)

 日本製紙クレインズ×王子イーグルス(15:00 東京・ダイドードリンコアイスアリーナ)

 東北フリーブレイズ×栃木日光アイスバックス(18:30 東京・ダイドードリンコアイスアリーナ)

 アニャンハルラ×チャイナドラゴン(17:00 韓国・アニャンアイスアリーナ)

2月26日(日)

 王子イーグルス×日本製紙クレインズ(13:00 東京・ダイドードリンコアイスアリーナ)

 栃木日光アイスバックス×東北フリーブレイズ(16:30 東京・ダイドードリンコアイスアリーナ)

 アニャンハルラ×チャイナドラゴン(17:00 韓国・アニャンアイスアリーナ)

 

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