アジアリーグアイスホッケーは24日、日光霧降アイスアリーナでプレーオフ・ファイナル第4戦を行い、王子イーグルス(レギュラーリーグ1位)が栃木日光アイスバックス(同3位)を延長戦の末に下し、4季ぶりの優勝を決めた。
■ 栃木日光アイスバックス 3 – 4 王子イーグルス(OT)
<プレーオフ・ファイナル第4戦=イーグルス 3勝1敗/日光>
※この試合は、Breakaway047号(4月15日発売予定)で詳しくレポートします。
立ち上がりからバックスを圧倒したイーグルスは、第1ピリオド1分にFW久慈のゴールで先制すると、その後も優位に進め、第2ピリオド10分にFWカヴォシーがリバウンドを押し込んで2点をリードした。圧倒的に試合を支配するイーグルスは第3ピリオド6分にFW佐藤のミドルシュートで3-0とし、試合を決めたかに思われた。しかし、ここからバックスが反撃。8分、DF尾野のロングシュートで1点を返すと、9分にはFWソン・ドンファンのパワープレーゴールでたちまち1点差。勢いを得たバックスは15分、FW鈴木の執念のゴールでついに同点とし、満員の場内を沸かせた。このまま延長戦に突入したが、イーグルスは再び立て直し、終始主導権を握ると、6分に久慈が決勝ゴール。4季ぶり2回目のアジアリーグ優勝を成し遂げた。
プレーオフ最優秀選手には王子イーグルスのFWマーク・カヴォシーが選ばれた。
▼GK=バックス:小野/イーグルス:春名
▼SOG=バックス:16/イーグルス:52
【イーグルス/山中武司監督】「今日、優勝を決めることができて嬉しく思う。選手に感謝したい。自分たちのゲームプランをしっかり実行してくれた。アタッキングゾーンでの時間も多かったし、相手のシュート数も抑えてくれた。3点目を取ったところから少し守りに入り、相手に勢いを与えてしまった。延長は原点に戻って自分たちのホッケーをやろうと確認して送り出した。決めるべき人がしっかり決めてくれて、勝利をものにすることができた。これが始まりだと思っている。完全優勝できたけれども、これに満足することなく精進していきたい」
【バックス/村井忠寛監督】「まず、王子の優勝おめでとうございます。バックスの結果は残念なものになってしまったが、第3ピリオドの選手たちの努力と素晴らしい声援の後押しがあったことで同点に追いつけた。これが今季のバックスを象徴していたと思う。粘り強く最後まであきらめず、ハードワークした結果、同点に追いついた後、負けてしまったが、ここまで来たことに胸を張って誇りに思って、次に進みたい 」
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2012年3月24日 11:13 PM| カテゴリー:ニュース