2024 IIHF女子世界選手権トップディビジョンは11日（現地時間）、アメリカ・ユーティカで決勝トーナメント・準々決勝の4試合を行い、日本（世界ランキング7位）はアメリカ（同2位）に完封負けし、8位で大会を終えた。
立ち上がりから日本ゾーンでアメリカの攻撃が展開され、日本は第1ピリオドに3点を失うと、第2ピリオドには6点、第3ピリオドには1点の計10点を奪われた。日本はペナルティはなかったものの、攻撃では1回のパワープレーを生かせず無得点に終わった。
日本のGK川口（Daishin）は27セーブ6失点、GK増原（道路建設ペリグリン）は11セーブ4失点だった。
この結果、日本の最終順位8位が決定した。
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2024 IIHF女子世界選手権トップディビジョンは9日（現地時間）、アメリカ・ユーティカで予選リーグの3試合を行い、グループBの日本（世界ランキング7位）はデンマーク（同11位）に完封勝ちし、通算成績1勝3敗（1PSS負けを含む）の同グループ3位で決勝トーナメント進出を決めた。
立ち上がりから主導権を握った日本は、第1ピリオド4分にFW小山（SEIBUプリンセスラビッツ）のパワープレーゴールで先制すると、第2ピリオドにもカウンター攻撃からFW高（道路建設ペリグリン）が追加点。第3ピリオドに入ってもパックを支配する日本に対して、2点を追うデンマークは早めの6人攻撃を仕掛けたが、日本は16分にFW浮田（Daishin）のエンプティネットゴールで3点目を奪い、完封で今大会初勝利を挙げた。
日本のGK川口（Daishin）は9セーブ無失点だった。
この結果、日本はグループBの3位となり、決勝トーナメント進出と来季のトップディビジョン残留を決めた。
決勝トーナメントに進む日本は、日本時間12日午前9時30分から、準々決勝でグループAで1位となったアメリカ（世界ランキング2位）と対戦する。
●女子世界選手権トップディビジョン予選リーグ・グループB 最終順位
1 ドイツ 勝ち点12（4試合）
2 スウェーデン 勝ち点9（4試合）
3 日本 勝ち点4（4試合）
===以上、決勝トーナメント進出===
===以下、来季ディビジョンIグループAに降格===
4 中国 勝ち点3（4試合）
5 デンマーク 勝ち点2（4試合）
■ 女子世界選手権トップディビジョン決勝トーナメント 日本の試合日程
4月12日 午前9時30分 準々決勝 対アメリカ（世界ランキング2位）
※日本の世界ランキングは7位
※今大会は10チームが参加
※予選リーグ・グループAは全5チームが決勝トーナメントへ進む
※予選リーグ・グループBは5チーム中上位3チームが決勝トーナメントへ進む
※決勝トーナメントの対戦カードは予選の順位によって決まる
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日本アイスホッケー連盟は9日、東京都内で記者会見を行い、男子日本代表の新監督など強化本部の新体制を発表した。
男子日本代表のスカルディ新監督（左）と日本アイスホッケー連盟の鈴木貴人強化本部長
男子日本代表の新監督にはカナダ出身のジャロッド・スカルディ氏が就任。
スカルディ氏は1971年生まれ。FWとしてNHLの8チームに在籍し、9シーズンでレギュラー115試合に出場。その後、2006-07シーズンは王子製紙（のちの王子イーグルス、現レッドイーグルス北海道）でプレーし、レギュラーシーズン34試合で15ゴールを挙げた。
2008年に22年間の現役生活を終えると、NHL、AHL、ECHL、U18カナダ代表などでコーチ・監督を歴任。今年4月から男子日本代表監督に就任した。
また、コーチには山中武司氏とGKを担当する春名真仁氏に加えて、若林クリス氏（元東北フリーブレイズ監督）が就任する。
スカルディ新監督は「日本に戻ってこられたことを嬉しく思う。目の前に控えている世界選手権に向けていいキャンプをして、いい準備をして、初戦のハンガリー戦に備えたい」とした上で、 「（11日からの）国内キャンプのできるだけ早い段階でシステムを浸透させたい。日本の強みはスケーティングが速く、速くパックを動かせるディフェンスにある」と語った。
男子日本代表は、4月28日から5月4日までイタリア・ボルツァーノで行われる世界選手権ディビジョンIグループAに参加。ハンガリー、イタリア、韓国、スロベニア、ルーマニアと総当たりのリーグ戦を行う。
日本アイスホッケー連盟の鈴木貴人強化本部長によると、アイスホッケー日本代表の中長期の目標として「男子はトップディビジョン定着・五輪出場、女子は五輪でのメダル獲得」を掲げた。
◾️男子世界選手権ディビジョンIグループA 日本の試合予定
4月28日（日）23:00 対ハンガリー（世界ランキング19位）
4月30日（火）26:30 対イタリア（同18位）
5月1日（水）23:00 対韓国（同21位）
5月3日（金）23:00 対スロバニア（同17位）
5月4日（土）19:30 対ルーマニア（同23位）
開催地：イタリア・ボルツァーノ
※時間はすべて日本時間
※日本の世界ランキングは25位
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日本アイスホッケー連盟は8日、4月28日からイタリア・ボルツァーノで行われる男子世界選手権ディビジョンIグループAに参加する男子日本代表の選考合宿参加メンバーを発表した。
メンバー29選手は以下の通り。
（記載の所属チームは3月11日現在）
●GK
成澤優太（レッドイーグルス北海道）、福藤豊（栃木日光アイスバックス）、佐藤永基（東洋大学）
●DF
山田虎太朗、ハリデー慈英（以上、イーグルス）、石田陸、ロウラー和輝（東北フリーブレイズ）、佐藤大翔、早田聖也（以上、バックス）、大津夕聖、米山幸希（以上、北海道ワイルズ）、佐々中学人（東洋大学）、床勇大可（法政大学）
●FW
中島彰吾、入倉大雅、髙木健太、中屋敷侑史、小林斗威（以上、イーグルス）、武部虎太郎（ブレイズ）、古橋真来、鈴木健斗、磯谷奏汰、阿部泰河（以上、バックス）、大澤勇斗（横浜グリッツ）、大津晃介、（ワイルズ）、中島照人、大久保雅斗（東洋大学）、種市悠人（中央大学）、榛澤力（サクレッドハート大学／NCAA）
選考合宿は11日から16日まで北海道勇払郡安平町で行われ、男子日本代表は、4月28日から5月4日までイタリア・ボルツァーノで行われる世界選手権ディビジョンIグループAに参加。ハンガリー、イタリア、韓国、スロベニア、ルーマニアと総当たりのリーグ戦を行う。
◾️男子世界選手権ディビジョンIグループA 日本の試合予定
4月28日（日）23:00 対ハンガリー（世界ランキング19位）
4月30日（火）26:30 対イタリア（同18位）
5月1日（水）23:00 対韓国（同21位）
5月3日（金）23:00 対スロバニア（同17位）
5月4日（土）19:30 対ルーマニア（同23位）
開催地：イタリア・ボルツァーノ
※時間はすべて日本時間
※日本の世界ランキングは25位
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2024 IIHF女子世界選手権トップディビジョンは7日（現地時間）、アメリカ・ユーティカで予選リーグの3試合を行い、グループBの日本（世界ランキング7位）はスウェーデン（同8位）に敗れ、通算成績3敗（1PSS負けを含む）となった。
日本は立ち上がりからスウェーデンに圧倒され、第1ピリオドに2点を失ったが、第2ピリオドに立て直すと、7分にFW床（リンシェーピンHC／スウェーデン）がゴール前でのノーマークを落ち着いて決めて反撃を開始。18分にはFW伊藤（トヨタシグナス）のパワープレーゴールで同点とした。しかし、直後にリードを許した日本は、第3ピリオド4分と10分に追加点を許すと、16分には早めの6人攻撃中にエンプティネットゴールを与えた。
日本のGK川口（Daishin）は37セーブ5失点だった。
この結果、日本のグループBでの3位以下が決定。
日本が3位となって決勝トーナメントに進むには、予選リーグ最終戦で、中国がドイツに60分負けし、日本がデンマークに60分勝ちすること、または、3得点以上でOT勝ちかPSS勝ちすることが条件となる。
決勝トーナメントに進出できなかった場合、グループBの4位か5位で大会を終えることになり、来季のディビジョンIグループAへの降格となる。
●女子世界選手権トップディビジョン予選リーグ・グループB 現在の順位
1 スウェーデン 勝ち点9（3試合）
2 ドイツ 勝ち点6（2試合）
3 中国 勝ち点3（3試合）
4 デンマーク 勝ち点2（3試合）
5 日本 勝ち点1（3試合）
■ 女子世界選手権トップディビジョン予選リーグ・グループB 日本の今後の試合日程
4月10日 午前8時 対デンマーク（世界ランキング11位）
※日本の世界ランキングは7位
※今大会は10チームが参加
※予選リーグ・グループAは全5チームが決勝トーナメントへ進む
※予選リーグ・グループBは5チーム中上位3チームが決勝トーナメントへ進む
※決勝トーナメントの対戦カードは予選の順位によって決まる
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2024 IIHF女子世界選手権トップディビジョンは6日（現地時間）、アメリカ・ユーティカで予選リーグの3試合を行い、グループBの日本（世界ランキング7位）はドイツ（同9位）に敗れ、通算成績2敗（1PSS負けを含む）となった。
日本は第1ピリオドから優勢に試合を進めたが、なかなかチャンスを生かすことができず、逆に試合中盤から流れをつかんだドイツに第2ピリオドに2点を先行された。日本は試合終盤に6人攻撃を仕掛けたが、第3ピリオド18分に失点。その直後にFW志賀紅（オタワ／PWHL）の2試合連続ゴールで追い上げたが、19分にもドイツにエンプティネットゴールを決められた。
日本のGK川口（Daishin）は25セーブ2失点だった。
●女子世界選手権トップディビジョン予選リーグ・グループB 現在の順位
1 スウェーデン 勝ち点6（2試合）
2 ドイツ 勝ち点6（2試合）
3 中国 勝ち点2（2試合）
4 日本 勝ち点1（2試合）
5 デンマーク 勝ち点0（2試合）
■ 女子世界選手権トップディビジョン予選リーグ・グループB 日本の今後の試合日程
4月7日 24:00（8日0:00） 対スウェーデン（世界ランキング8位）
4月10日 午前8時 対デンマーク（同11位）
※日本の世界ランキングは7位
※今大会は10チームが参加
※予選リーグ・グループAは全5チームが決勝トーナメントへ進む
※予選リーグ・グループBは5チーム中上位3チームが決勝トーナメントへ進む
※決勝トーナメントの対戦カードは予選の順位によって決まる
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2024 IIHF女子世界選手権トップディビジョンは4日（現地時間）、アメリカ・ユーティカで予選リーグの3試合を行い、グループBの日本（世界ランキング7位）は中国（同14位）にPSS負けを喫した。
日本は第1ピリオド4分にニュートラルゾーンでのターンオーバーからの速攻でFW志賀紅（オタワ／PWHL）が先制ゴールを奪った。その後も日本が圧倒的に攻め続けたが追加点を挙げられず、逆に第2ピリオド17分に中国に同点とされると、第3ピリオド3分にもDFのロングシュートから出たリバウンドをFW伊藤（トヨタシグナス）が押し込んでリードしたものの、7分に中国にパワープレーゴールを献上。同点のままOTでも決着がつかず、PSS戦にもつれ込んだ。
PSS戦では後攻の中国の4人目が決めたのに対し、日本は5人全員が失敗して初戦を落とした。
日本は中国を大きく上回る52本のシュートを放ちながらゴールは遠かった。
日本のGK増原（道路建設ペリグリン）は14セーブ2失点だった。
■ 女子世界選手権トップディビジョン予選リーグ・グループB 日本の今後の試合日程
4月6日 午前4:00 対ドイツ（世界ランキング9位）
4月7日 24:00（8日0:00） 対スウェーデン（同8位）
4月10日 午前8時 対デンマーク（同11位）
※日本の世界ランキングは7位
※今大会は10チームが参加
※予選リーグ・グループAは全5チームが決勝トーナメントへ進む
※予選リーグ・グループBは5チーム中上位3チームが決勝トーナメントへ進む
※決勝トーナメントの対戦カードは予選の順位によって決まる
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国際アイスホッケー連盟は12日（現地時間）、ロシアとベラルーシの世界選手権などへの参加除外の適用を継続することを発表。ベラルーシは8〜9月に行われるミラノ・コルティナ冬季五輪の男子最終予選への参加ができなくなった。
ベラルーシの不参加により、男子最終予選へは新たにハンガリーに出場権が与えられた。
また、男子最終予選のグループ分けは以下のように変更となり、日本はデンマーク・オールボーで開催されるグループFに入ることになった。
●グループD 開催地：スロバキア・ブラチスラバ
スロバキア（9）、カザフスタン（15）、オーストリア（16）、ハンガリー（19）
●グループE 開始地：ラトビア・リガ
ラトビア（10）、フランス（13）、スロベニア（17）、ウクライナ（27）
●グループF デンマーク・オールボー
デンマーク（11）、ノルウェー（12）、イギリス（20）、日本（25）
（ ）内の数字は世界ランキング。
最終予選は現地時間8月29日から9月1日まで行われる予定で、各グループの総当たりリーグ戦1位となったチームが2026年のミラノ・コルティナ冬季五輪の出場権を獲得する。
日本の最終予選進出は2016年の平昌大会最終予選以来2大会ぶり。ラトビア・リガで開催された同最終予選では、ドイツ、ラトビア、オーストリアに3連敗を喫し、五輪出場権獲得はならなかった。
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ミラノ・コルティナ冬季五輪・男子3次予選は11日（現地時間）、グループHとグループJの全日程を終了し、すでに終わっていたグループGの日本と合わせて、最終予選に進む3カ国が決定した。
これにより、最終予選のグループ分けは以下のように決まり、日本はラトビア・リガで開催されるグループEに入った。
●グループD 開催地：スロバキア・ブラチスラバ
スロバキア（9）、ベラルーシ（14）、カザフスタン（15）、ウクライナ（27）
●グループE 開始地：ラトビア・リガ
ラトビア（10）、フランス（13）、オーストリア（16）、日本（25）
●グループF デンマーク・オールボー
デンマーク（11）、ノルウェー（12）、スロベニア（17）、イギリス（20）
（ ）内の数字は世界ランキング。
最終予選は現地時間8月29日から9月1日まで行われる予定で、各グループの総当たりリーグ戦1位となったチームが2026年のミラノ・コルティナ冬季五輪の出場権を獲得する。
日本の最終予選進出は2016年の平昌大会最終予選以来2大会ぶり。奇しくも同じくラトビア・リガで開催された同最終予選では、ドイツ、ラトビア、オーストリアに3連敗を喫し、五輪出場権獲得はならなかった。
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ミラノ・コルティナ冬季五輪・男子3次予選グループGは10日（現地時間）、ハンガリー・ブダペストで最終日の2試合を行い、日本（世界ランキング25位）はハンガリー（同19位）に逆転勝ちし、通算成績3戦3勝で最終予選進出を決めた。
ハンガリーに勝って五輪最終予選進出を決め、GK成澤（#1）を中心に喜び合う日本の選手たち
勝ったチームが最終予選進出を決める大会最終戦。
第1ピリオドはお互いにパワープレーを生かせなかったが、第2ピリオド16分にハンガリーがパワープレーゴールで先制。しかし、日本は第3ピリオド3分、パワープレーのチャンスにFW中島彰（レッドイーグルス北海道）がワンタイムシュートを決めて同点とすると、5分にはDFハリデー（イーグルス）がゴール前でリバウンドを押し込んで逆転。その後もGK成澤（イーグルス）の度重なる好セーブなどチーム一丸で守った日本は、ハンガリーの追撃を許さずに逃げ切った。
成澤は36セーブ1失点の大活躍だった。
日本のハンガリー戦勝利は、世界選手権・五輪予選では18年ぶり。
この結果、日本は8〜9月に行われる最終予選に進むことが決まった。
ミラノ・コルティナ冬季五輪の男子アイスホッケーは出場枠12のうち、すでに世界ランキング上位8カ国と開催国イタリアの出場が決まっており、残り3枠を最終予選で12カ国が争う。最終予選は同予選から出場の9カ国と3次予選を通過した3カ国の12カ国を3グループに分け、それぞれのグループで1位の3チームに出場権が与えられる。現時点ではグループ分けは未定。
日本男子代表の五輪最終予選進出は、平昌大会予選以来2大会ぶり。長野大会以来、28年ぶりの五輪出場を目指す。
■ ミラノ・コルティナ冬季五輪 男子3次予選グループG 最終順位
1 日本 3勝（勝ち点9）
2 ハンガリー 2勝1敗（勝ち点6）
3 リトアニア 1勝2敗（勝ち点3）
4 スペイン 3敗（勝ち点0）
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