022号(2009年10月31日発売)
- ■アジアリーグ開幕
- ■関東大学リーグ開幕
- ■関西学生リーグ
- ■田中豪ドイツリーグリポート
- ■第9回全国私立高校選抜大会
- ■第3回日光霧降カップ少年大会
- ■オータム女子大会
- ■苫小牧民報社杯女子大会
- ■NHL開幕
- ■宇賀神恭子レフェリー海外遠征記
- ■その他、各種大会
- ■好評連載など
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熱戦!アジアリーグ/フリーブレイズ大善戦
SEIBUプリンスラビッツ廃部発表の激震から9ヵ月、アジアリーグは今季も無事に幕を開けた。初の連覇を狙う日本製紙クレインズは近年にない戦力の入れ替えを敢行。 経費削減の中、今こそチーム力が問われる王子イーグルス。大型戦力補強で話題を呼んだ日光アイスバックス。そして、新規参入チームとして期待がかか る東北フリーブレイズ。昨季レギュラーリーグで旋風を巻き起こしたアニャンハルラと低迷脱却を図るHigh1の韓国勢は、豊富な攻撃力で初のアジア制覇を 狙う。中国代表チーム強化の方針を鮮明に打ち出したチャイナドラゴンのレベルアップも、アジアでの競技活性化には不可欠だ。今季も7チームが覇権を争い、 アジア各地の氷上に集う。新しいシーズンの到来に感謝と喜びを湛えつつ、序盤戦の模様を振り返る。
激闘!関東大学リーグ/明治が全勝で首位ターン
関東大学アイスホッケーリーグ戦は9月21日、ディビジョンⅠグループAが開幕。SEIBUプリンスラビッツの廃部で東京に実業団チームが不在の今季、大学リーグに寄せられる期待は大きい。
注目の開幕戦は、大会連覇と2年連続三冠獲得を狙う東洋と、王者奪回を誓う早稲田。大学リーグ屈指の好カードだ。今季の関東大学リーグは2回戦総当 りのリーグ戦の後、上位4チームによるプレーオフで優勝が争われる。022号では1次リーグの模様を各節ごとにレポートする。1次リーグでは戦前の予想を 覆し、明治が東洋、早稲田を退け、全勝で首位をキープした。その他にも、ディビジョンⅠグループBや関西学生リーグ、苫小牧での交流戦、通称「サマーカッ プの結果をお伝えする。
田中豪ドイツリーグリポート/力の限り、豪! Go ゴー!
今季からドイツブンデスリーガ2部のESVカフボイレンでプレーする田中豪。ESVカフボイレンは1955年創立、90年代には4シーズンにわたりトップリーグのDELに所属したこともある名門チームだ。
ここ数年は低迷が続いていたが昨季、3部リーグで優勝して3シーズンぶりに2部へ復帰した。今季は開幕から5連勝するなど、ここまで12試合を消化 して3位につける好調ぶり。田中豪には〝助っ人外国人選手”として地元ファン、チーム関係者から大きな期待がかかっている。開幕から1か月が過ぎた10月 18日、田中選手に初の海外挑戦に対する意気込みと、リーグ戦序盤の振り返りを聞いた。