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037号(2010年4月30日発売)

掲載内容

  • ■アジアリーグ・プレーオフ
  • ■田中豪ロングインタビュー
  • ■全日本女子選手権Aグループ
  • ■全日本女子選手権Bグループ
  • ■南北海道大会新人選
  • ■北北海道大会後期決勝大会
  • ■その他、各種大会
  • ■NHLプレーオフ展望
  • ■好評連載など

 

 

『Breakaway』は年間定期購読、または、一部のアイスホッケーショップ等で購入いただけます。毎号欠かさずに購読をご希望の方は、ぜひ年間定期購読をお申し込みください。 

 

アジアリーグ・プレーオフ/ハルラとブレイズ、両チーム優勝

最高の舞台となるはずだったプレーオフ・ファイナルの前日に発生した東日本大震災。東北地方を始めとした未曾有の大被害にリーグはファイナルの中止を決定。今季のアジアリーグアイスホッケーは最高位を争う戦いを行うことなく終結を余儀なくされた。
これによって、セミファイナルを勝ち抜いたアニャンハルラとフリーブレイズの2チームが優勝を分け合うこととなった。単独優勝ではなかったものの、 被災した青森と福島を本拠地とするフリーブレイズが栄冠を手にしたことは2011年のアイスホッケー史に永遠に刻まれる。新たな道を自由に切り裂いてきた 青い戦士たちの戦いが、いつの日か地域復興の一助となることを信じたい。フリーブレイズが激闘の末に日本製紙クレインズを破った5試合と、昨季の覇者ハル ラが王子イーグルス相手に強さを見せつけたシリーズのセミファイナル全9試合を振り返る。

また、創部2年目でチームを優勝に導いた東北フリーブレイズ荒城監督にインタビュー。このほか、レギュラーリーグ最終戦の東京集結シリーズのレポートを始 め、リーグ表彰選手の紹介やリーグデータ(レギュラーリーグ、プレーオフ)、チーム情報を掲載。「Pick up Player」では、セミファイナル勝利に大きく貢献したフリーブレイズのFW石岡敏とGK橋本三千雄にスポットを当てる。。

 

全日本女子選手権A/三星ダイトーペリグリン7年ぶりV!

第30回全日本女子アイスホッケー選手権大会Aグループが3月10~13日、帯広の森アイスアリーナで開催された。各チームとも実力が拮抗し大混戦の中、攻撃力・得点力で他のチームとの差を見せた三星ダイトーペリグリンが今大会4戦全勝として優勝を決めた。

女子の日本一の座を懸けて8チームが参加。例年にない実力伯仲の様相で、熱い戦いが続いた。大会初日の順位決定予備戦では、フルタイムシステム御影グレッ ズが加森観光ベアーズを破る大殊勲。2002年以来続く4強の壁を崩した。御影グレッズは上位リーグでも善戦を見せ、地元開催の大会を盛り上げた。優勝し た三星ダイトーペリグリンは選手の移籍などにより戦力がアップ。ここまで北海道内の主要大会をすべて制しており、今大会でも優勝候補の筆頭に挙げられてい た。上位リーグでは、初戦でDaishinに競り勝つと4連覇を狙うSEIBUプリンセスラビッツに完勝し、最終日を待たずに優勝を決める強さを見せた。 準優勝はDaishinとの直接対決を制したSEIBU。敗れたDaishinは3位となった。本誌では大会初日から最終日まで全14試合のレポートを始 め、優勝した三星ダイトーの永井監督と米山主将のインタビューを掲載するほか、日本女子代表の飯塚監督が大会の総括とソチ五輪へ向けた課題を語った。ま た、愛知県で開催されたBグループの模様もお伝えする。

 

ロングインタビュー第2弾・鈴木貴人選手

あらゆる面で成長を見せた今季のフリーブレイズ。その躍進を支えたのは、何と言っても若きキャプテン田中豪だった。昨季ドイツ2部リーグでプレーし、密かに進化を遂げた田中に、今季の成功の秘訣と自身のホッケー観について大いに語ってもらった。

一昨季のSEIBUプリンスラビッツ廃部を受け、昨季は単身でドイツに渡りプレーした田中。今季、アジアリーグに復帰すると、東北フリーブレイズのキャプ テンとして創部2年目での初優勝に大きく貢献した。また、個人成績でもアジアリーグ記録となる23試合連続ポイントや得点王とポイント王の獲得だけでな く、レギュラーリーグ最優秀選手、ベストオフェンシブFWにも選ばれ、名実ともにアジアリーグを代表するセンタープレーヤーの座にのし上がった。激動の波 に揉まれ急成長を遂げた田中の8ページにわたるロングインタビューは必見!

 

各地の大会レポートや話題満載の連載記事

シーズン終盤に行われた各カテゴリーの大会をレポートする。小・中・高校は最上級生が抜けて、新体制による新人戦が行われた。手応えをつかんだチーム、課題が多かったチームなどさまざまだが、まずは来季に向けてのスタートを切った。

高校では夏の全国選抜大会の北海道予選となる「南北海道高校新人アイスホッケー大会」と「北北海道高等学校アイスホッケー選手権大会後期決勝大会」を、中 学では日本アイスホッケー連盟会長の「道南大会」と「道央大会」のほか、苫小牧選抜と韓国チームで行われた「第9回日韓青少年冬季スポーツ交流事業」をレ ポート。小学生では「さとうスポーツ杯兼スケートハウス杯」、「全道選抜小学生大会」、「日本アイスホッケー連盟杯争奪道南地区新人戦」や、十勝地区の2 大会を紹介。また、社会人・一般では「道新杯争奪全道大会」をお届けする。

連載記事では「教えて!かずひこさん」川村一彦/「ブギウギひできのレフェリー道」山内秀貴/コラム「氷都より」金澤俊/「From New York」三原卓也/ホッケーを支える人など、話題満載の豊富なラインナップを揃える。


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