039号(2011年7月5日発売)
- ■NHLスタンレーカップ
- ■アジアリーグ情報
- ■その他、各種大会
- ■好評連載など
『Breakaway』は年間定期購読、または、一部のアイスホッケーショップ等で購入いただけます。毎号欠かさずに購読をご希望の方は、ぜひ年間定期購読をお申し込みください。
NHLスタンレーカップ大特集
シーズン最終盤のNHLを27ページの大特集。スタンレーカップ・ファイナルを中心に熱い闘いと最新トピックスの数々を紹介する。
中でも最終第7戦までもつれ込む大接戦となったボストン・ブルーインズ×バンクーバー・カナックスのスタンレーカップ・ファイナルは、全試合詳報と前号の世界選手権トップディビジョン特集でも大好評だったクリス若林氏(東北フリーブレイズ・ヘッドコーチ)の解説「CHRIS’S EYE」を掲載。また、カンファレンス・ファイナルについても写真付きで振り返るとともに、NHLアワードやエントリードラフトの展望、ウイニペグへのチーム移転など話題満載でお届けする。
MIKE BLAKE/Reuters/Fotoglif>
巻頭特集「FACE Off」はチームトップの提言
巻頭特集「FACE Off」で東北フリーブレイズ・諸橋友良オーナーと日光アイスバックス・セルジオ越後シニアディレクターのそれぞれの提言を、巻頭10ページを用いてお届けする。
アジアリーグの優位な点は日韓中の国際リーグだということ。その利点を活かす発展が必要
――― 諸橋友良(東北フリーブレイズ オーナー)
アジアリーグ参戦2年目にして大躍進を遂げた東北フリーブレイズは、創設時から確固たる理念を掲げ、日本アイスホッケー界に新しい風を吹かせるために走り続けてきた。この度、チームを引っ張ってきた諸橋友良オーナーが2年ぶりに本誌に対して本音を語った。日本を代表する若き経営者のアジアのホッケーに対する熱い思いを独占でお届けする。
本当に地域に根ざすには、ホッケーだけやっていてはダメ
――― セルジオ越後(日光アイスバックス シニアディレクター)
毎年存続の危機が報道され続けた日光アイスバックス。そのバックスにシニアディレクターとしてやってきたセルジオ越後は、就任からの5年間で何を見て、何を思ってきたのか。閉鎖的とも言われるアイスホッケー界に異文化から飛び込んだセルジオが、運営組織とチームのプロ化の重要性、そしてバックスが本当のプロになるための地域との結びつきについて大いに語った。
イーグルス久慈修平 ロングインタビュー
アジアリーグ選手へのロングインタビュー第3弾は、新人ながらリーグの得点王に輝いた王子イーグルスの久慈修平が登場。ルーキーシーズンの総括や将来の夢、結婚観までを語り尽くした。
アシストではなくゴールの数を目標にしたい
ーーー王子イーグルス FW #21 久慈修平
今年一番輝いていたルーキー選手と言えば彼を置いて他に考えることができないだろう。
鳴り物入りでアジアリーグの世界に飛び込んできたが、周囲のプレッシャーにも負けずに得点王という素晴らしい結果を残した。
このスーパールーキーはどこまで行くのか? このインタビューで、その目指す先を体感してもらいたい。
History of JAPAN「未知との遭遇」
日本アイスホッケーの歴史的瞬間を振り返る「History of JAPAN」。不定期連載の第4回は、日本代表チームが戦後初めて国際舞台に登場した1957年の世界選手権モスクワ大会と1960年の冬季オリンピックスコーバレー大会を取り上げる。
戦後、急速な高度経済成長を遂げた日本社会にあって、アイスホッケー界も諸外国からの影響を受けながら荒波に向かって歩み始めた。1957年にソ連へ、1960年には北米へと赴いた日本代表チーム。それらの遠征で受けた衝撃と、そこからもたらされた様々な変化がどのように日本アイスホッケー史に位置付けられるべきか。当時の資料を掘り起こしながら、20世紀中頃に情熱の炎を燃やした男たちの産物を探る。
国内外の各種大会もレポート
東日本大震災の影響を受けながらも、各地では数々の大会が開かれた。国内での大会や大学生日本代表の遠征の模様もレポートする。その他、新連載第2回「アイスホッケー選手のためのスポーツ栄養学」ほか、好評の連載群も充実。
掲載大会は以下の通り。
IIHFユニバーシティカップ・オブ・アジア/関西カップ(2次リーグ)/神奈川県小中学生・女子選手権/TIHF義援事業・チャリティゲーム