043号(2011年11月30日発売)
- ■アジアリーグ序盤戦
- ■日本男子代表・テレノールカップ
- ■日本女子代表・ドイツ遠征
- ■関東大学リーグ
- ■関西学生リーグ
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- ■高校:南北海道大会/北北海道大会/6地域対抗選抜大会
- ■中学:釧路市長杯/苫小牧NHK杯/軽井沢少年大会/ほか
- ■小学:釧路NHK杯/十勝NHK杯/財団杯/ほか
- ■NHLリポート/NHLを彩る世界のスーパースター
- ■連載:ルールの疑問
- ■連載コラム:中国冰球日記/From New York/氷都より
- ■連載:アイスホッケー選手のためのスポーツ栄養学
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巻頭特集FACE Offは上野拓紀

巻頭のFACE Offでは栃木日光アイスバックスのFW上野拓紀選手を特集。
「スピードがなくなったらいらなくなるような選手にはなりたくない」
――― 上野拓紀(栃木日光アイスバックスFW)
上野拓紀は、いま、もっとも旬なアイスホッケー選手の一人だ。よく走り、よく当たり、よく攻め、よく守る。アイスホッケーのあらゆる要素が詰まったプレース タイルは、観る者に競技そのものの魅力をも伝えてくれる。長野県出身の異色のアジアリーガーが歩んだホッケー人生を振り返り、地に足着いた将来像に迫る。
アジアリーグ序盤戦を振り返る
アジアリーグアイスホッケーは序盤戦を終了。日本勢は明暗が分かれ、韓国勢は好調を維持している。
開幕6連勝で勢いに乗った栃木日光アイスバックスは、中国遠征を無事に乗り切ると、ヨコハマゲームズでも連敗を逃れて首位を守った。
アニャンハルラは波に乗れない中、ゲームウイニングショットを含む接戦を勝ち切り、バックスに並走。ハイワンも地元で勝ち越し、好調ぶりを持続。韓国勢の順位争いも激化しそうだ。
スタートダッシュに失敗した北海道勢だが、王子イーグルスは調子を上げて貯金を作った一方で、日本製紙クレインズは黒星が先行する苦戦が続いている。東北 フリーブレイズは毎年鬼門となっている韓国遠征で2勝を挙げたものの、勝点は伸びず、早くもプレーオフに黄色信号が灯った。
今季も未勝利のチャイナドラゴンはリーグ戦62連敗となり、早くも他チームから大きく水を開けられてしまった。
インターナショナルブレイク直前の戦いをヨコハマゲームズを中心に詳報する。
また、ピックアッププレーヤーはイーグルスのDFキャラー アーロンと、クレインズのFWユール クリスが登場。ベテランならではのトークを繰り広げる。
関東大学リーグは東洋大が2連覇
平成23年度関東大学アイスホッケーリーグ戦ディビジョンIグループAは、最終節を待たずに早くも東洋の優勝が決まった。
堅守を軸に無敗で優勝に漕ぎ着けた東洋は、攻守のバランスも他校を上回る強さを見せつけた。
明治は2次リーグを負けなしで追い上げたが、東洋との直接対決で悔しい引き分けに泣いた。早稲田は大事な試合を落とし、早々に優勝争いから離脱。中央もここ一番で力を発揮できなかった。
今季からグループAに昇格した法政は上位校からの白星は奪えず、日体は他の5校との力量差をまざまざと見せつけられる結果となった。
第7節から第9節までの9試合をレポートする。
また、文武両道を実践する選手をご紹介する「氷球に懸ける青春」では、関西大学のキャプテン尾田佑樹選手を取り上げる。
必見!日本代表、欧州で好成績
男女の日本代表がヨーロッパ遠征で好成績を収めた。両代表に帯同したスタッフのレポートを掲載。
男子はユーロアイスホッケーチャレンジ・テレノールカップに参加。強豪相手にスピードの落ちないホッケーを展開し、惜しくも優勝を逃したものの、2位という好成績を挙げた。
女子はIIHF12ネイションズ・トーナメントで4試合を行い、ヨーロッパ各国相手に成長の跡を見せての勝利を重ねた。
男子は竹内元章コーチ、女子は飯塚祐司監督が大会を振り返り、世界と戦えるJAPANを目指しての取り組みについて明かす。
<写真協力:日本アイスホッケー連盟>
NHLはスター選手特集 好評連載もズラリ
レギュラー連載も今号も内容は充実。前号からの新連載も含め、豪華ラインナップ。
「NHLレポート」のほかに、NHLを彩るスターたちをグラビア特集。
「ルールの疑問」はペナルティショットを宣告する際の基準について、「アイスホッケー選手のためのスポーツ栄養学」はカルシウムについてお届けする。
また、「中国冰球日記」「From New York」「氷都より」も好評掲載。
小中学校、高校、社会人、女子などの各カテゴリーの大会も多数掲載している。