049号(2012年6月20日発売)
おもな掲載内容
■FACE Off クレインズ飯塚洋生
■FACE Off クレインズ酒井隆行
■世界選手権トップディビジョン
■女子世界選手権トップディビジョン
■U18世界選手権トップディビジョン
■日本女子代表強化合宿
■U20チャレンジカップ・オブ・アジア
■第60回関東大学選手権
■関西カップ(予選リーグ)
■第10回江戸川カップ中学生
■第27回東京都春季少年大会(小・中)
■NHLリポート
■久慈修平インタビュー
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巻頭特集FACE Offはクレインズの2人
日本製紙クレインズのベテランFW飯塚洋生、酒井隆行の2人が引退する。本誌では、2人に独占インタビューを敢行。学生時代から実業団での挫折と栄光についてを聞いた。スぺシャルプレーでの起用を含めユーティリティプレーヤとして真価を発揮した飯塚。ペナルティキリングなどディフェンシブFWとして個性を発揮した酒井。いぶし銀の活躍でクレインズの常勝期を支えた2人の現在の心境と今後の夢について、巻頭で特集する。
世界選手権トップディビジョン ロシア3年ぶりV
2012IIHF世界アイスホッケー選手権トップディビジョンは、5月4日から20日まで全64試合の熱戦が繰り広げられた。今季はフィンランド・ヘルシンキとスウェーデン・ストックホルムで、大会史上初の2カ国共同開催で行われ、両国のホッケーファンのみならず欧州各国からのサポーターを集めた。
予選リーグが1次リーグのみになり、フォーマットが変更となった今大会。予選ではここ数年あった番狂わせはなく、ランキング上位国が順当にベスト8入りした。
そんな中、スロバキアがカナダ、チェコを撃破し決勝進出。大会終盤に旋風を巻き起こし、大いに話題を呼んだ。
しかし、そのスロバキアを上回ったのはロシア。予選から決勝までの10試合をすべて60分勝ちする圧倒的な強さを見せつけて、完全優勝を成し遂げた。
予選リーグから決勝戦までを余すところなくレポート。現地視察した日本代表マーク・マホン監督の大会総括付き。
各カテゴリーの世界選手権にも注目
女子世界選手権トップディビジョンはカナダとアメリカの永遠のライバルが対決。14大会連続の両国の決勝は、延長にもつれ込む接戦の末、カナダが昨季の雪辱を果たした。
U18世界選手権トップディビジョンは圧倒的な守備力でアメリカが優勝。育成プログラムの充実ぶりを見せつけた。その他、日本がロシアに挑んだU20チャレンジカップ・オブ・アジアや国際アイスホッケー連盟殿堂入りメンバーの発表、ソチ五輪予選の日程やグループ分けなど、ワールドトピックス満載でお届け!
紫紺の春、東伏見に到来 関東大学選手権
昨年は東日本大震災の影響で中止となった秩父宮杯第60回関東大学アイスホッケー選手権大会は、Aグループが4月30日まで東京・ダイドードリンコアイスアリーナで行われた。
決勝に勝ち上がったのは、前回優勝の明治と1月のインカレの覇者・中央。1点を争う好ゲームとなったが、先行した明治が中央の粘りを振り切り、「大会2連覇」で23回目の優勝を成し遂げた。
3位決定戦で大逆転勝ちを挙げた東洋が3位、早稲田は健闘むなしく4位に終わった。準決勝以降の4試合をレポートする。
明治大学・牛来拓都キャプテンのインタビューも掲載。
インタビュー企画や強力連載も好評展開中!!
アジアリーグでは優勝を決めるヴィクトリーゴール、世界選手権では強豪相手にハットトリックを決めた王子イーグルスFW久慈修平。昨年に続き、彼の進化の過程に迫るインタビューを敢行した。「NHLリポート」はいよいよカンファレンス・ファイナルまでをレポート。意外に知られていない謎に迫る「ルールの疑問」はチェッキング・フロム・ビハインドの基準を解き明かす。「アイスホッケー選手のためのスポーツ栄養学」では、ひとり暮らしや寮生活での食事を徹底解剖。その他、中国代表監督・荒城啓介氏によろ「中国冰球日記」、「From New York」、「氷都より」など、好評連載も満載。