059号(2013年5月31日発売)
- ■世界選手権ディビジョンⅠグループA特集
- ■FACE Off 「鈴木貴人/田中豪」
- ■初代表19歳コンビに聞く「大澤勇斗・髙木健太」
- ■女子世界選手権ディビジョンⅠグループA特集
- ■Smile JAPAN player’s story 「床 亜矢可」
- ■第61回関東大学選手権
- ■U18世界選手権ディビジョンⅠグループA
- ■NHLリポート
- ■各種連載/「ルールの疑問」、「冰球日記」、「From NY」、「氷都より」
- ■【連載】もので振り返る氷球歴史館
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FACE Off 「次代への継承~鈴木貴人/田中豪」
選手として日本アイスホッケー界を長きにわたって牽引してきた鈴木貴人が現役を引退した。最後の最後まで日本代表のユニフォームを着続け、その勝利に対する気力は衰えることはなかった。
ラストステージである世界選手権でもゴールを挙げるなどの活躍を見せ、プレーとその存在でチームを引っ張った鈴木が、現役最後の試合を終え、自身の日本代表への思いと若手への期待を語った。
また、この後の男子代表のリーダーとして期待される田中豪が現状と未来について熱く語った。 「次代への継承」と題して、鈴木、田中両選手の歩みを年表で振り返る。
男子世界選手権ディビジョンⅠグループA
2013 IIHFアイスホッケー世界選手権ディビジョンⅠグループAは、4月14日から20日まで、ハンガリーの首都ブダペストで行われた。優勝したカザフスタンと2位のイタリアが来季のトップディビジョン昇格を決めたが、日本は残念ながら4位に終わった。
五輪1次予選敗退のシーズンを契機に、来季には進化した男子日本代表が見られることを切に期待し、日本代表の5試合のレポート、坂井寿如強化本部長の各試合の総括、マーク・マホン監督の大会総括とともに、大抜擢の未来の星「19歳コンビ」のインタビューもお届けする。
また、今季グループAに昇格してきた韓国が5位に入り、同グループに残留したことは日本にとっても実は意味のあることだ。韓国の躍進とアジアリーグ、日本との関係性についても考察し、その意義を探る。
女子世界選手権ディビジョンⅠグループA
2013 IIHFアイスホッケー女子世界選手権ディビジョンⅠグループAは、4月7日から13日まで、ノルウェーのスタバンゲルで行われた。 日本は苦戦しながらも、大会唯一のソチ五輪出場国の意地を見せ、見事に優勝。2015年の世界選手権トップディビジョン昇格を決めた。
今後は五輪に出場するような強豪国相手にどのような戦い方をすればいいのか。そのためには何を身につければいいのかを検討、習得しなければならない。
ここ数年、トップディビジョンのチームとは対戦していないスマイルジャパン。明らかな格上国に立ち向かうための、新たな1年が始まろうとしている。 その契機となる5試合をレポートするとともに、飯塚祐司監督の各試合、大会の総括をお届けする。
秩父宮杯第61回関東大学選手権
秩父宮杯第61回関東大学アイスホッケー選手権は、4月6日から29日まで東京・ダイドードリンコアイスアリーナで40試合の熱戦を行った。
大学アイスホッケー界新年度最初のメジャー大会を制したのは、ここのところ実力を上げてきている中央だった。準々決勝では失点が増えたものの、すぐに新チームを立て直し、準決勝以降の2試合はピリオドを追うごとに試合巧者ぶりを発揮。チームとして成長しながら初の秩父宮杯を手にした。
今大会は東洋が部員の不祥事発覚により出場を辞退したが、それ以外の上位校の顔ぶれはここ数年と変わらず、準優勝は明治、3位は早稲田という結果になった。
関西もメキメキと頭角を現しているだけに、関東勢もいまやそれに対抗するためのホッケーが必要となっている。各チームが秋までにどの程度実力を伸ばすか、その基礎となる春の大会。中央と明治との息詰まる決勝戦を中心に、準々決勝以降の7試合を振り返る。
各種連載も充実
「NHLリポート」では、レギュラーシーズン終盤とプレーオフの序盤を振り返る。
人気連載「ルールの疑問」は「ゴールの判定」について。プレーヤーの脚に当たってゴールラインを超えた場合の判定の基準は?
その他「From New York」「氷都より」「中国冰球日記」「もので振り返る氷球歴史館」など好評連載コラムも充実!