063号（2013年10月31日発売）
掲載内容
- ■アジアリーグ開幕
- ■巻頭特集「FACE Off」日本製紙クレインズ
- ■関東大学リーグ／関西学生リーグ／大学交流戦
- ■スマイルリーグ（1次・2次リーグ）
- ■男子日本代表ハバロフスクキャンプ
- ■Pride of JAPAN 芳賀陽介・久慈修平
- ■U16プログラム・ロシア遠征レポート
- ■スマイルジャパン選手ストーリー 堀珠花
- ■女子5ヶ国対抗戦プレビュー・飯塚女子代表監督インタビュー
- ■NHL2013-14
- ■連載「Justice On Ice」川村一彦
- ■連載「From New York」白井孝明
- ■連載「Breakaway文化部」小野田光
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アジアリーグ 北海道勢が開幕ダッシュに成功
残暑厳しい9月7日に開幕したアジアリーグ。 今季から8チームに増えたリーグ戦は、日本製紙クレインズと王子イーグルスの北海道2チームが飛び出した。世代交代を進めながらもスピードあるホッケーで進化途上のクレインズと、大ベテランの頑張りと若手の成長で白星を重ねるイーグルスは今リーグの中心になりそうだ。 一方で昨季の覇者・東北フリーブレイズと２季ぶりのプレーオフ進出を狙う栃木日光アイスバックスは攻守が噛み合ず苦しい展開だ。 リーグにサプライズをもたらしたのは韓国の軍隊チーム・デミョンサンム。2セット回しで大健闘し、3位につけている。 韓国国籍取得を目指す外国人選手の活躍で上位進出を狙うハイワン、若手の懸命なプレーで食い下がるアニャンハルラの戦いぶりも見逃せない。 今季も白星の気配すらないチャイナドラゴン以外の7チームの戦いは、戦前から勝敗の予測がつくカードはなく、例年にない面白いリーグ戦となりそうだが、その序章となる序盤戦の戦いを詳報する。
また、巻頭特集「FACE Off」では「一戦必勝の序盤戦」と題して、クレインズのスタートダッシュの要因を探る。 注目選手のインタビュー「ピックアッププレーヤー」はGK荻野順二（王子イーグルス）とFW元野道隆（東北フリーブレイズ）。シーズン中の引退を決意したDF大久保智仁（東北フリーブレイズ）にも経緯と心境を聞いた。
関東大学リーグ 中央 初Vへ向け死角なし！
平成25年度関東大学アイスホッケーリーグ戦ディビジョンIグループAは、1次リーグを終了（台風で順延になった1試合を除く）。 秋リーグ初優勝を狙う中央が前評判通りの攻守のバランスで全勝。それを法政、明治、早稲田が追う展開となっているが、首位中央と2位法政との勝点差は6。星2つの差がついており、中央以外の各校はすでに自力優勝の可能性が消滅している形だ。 1月以来の対外試合となった東洋は五分の星で5位。入替戦なしでの残留を懸けて、日大、慶應義塾、専修が争う。 開幕からの全7節を本誌独自の視点と取材で詳しくレポートするとともに、8校中唯一の新監督である東洋の鈴木貴人監督のインタビューをお届けする。
スマイルリーグほか女子
第2回女子日本リーグ（スマイルリーグ）は苫小牧での1次リーグと釧路での2次リーグをレポート。ファイナルトーナメントへの道のりを紹介する。 女子日本代表選手の素顔に迫る「Smile JAPAN player’s story」はDF堀珠花（トヨタシグナス）。堅実なDFが静かに秘めた闘志を語る。 また、国際大会「スマイルジャパン ブリジストン ブリザックチャレンジ」の情報と大会に向けての飯塚祐司監督のインタビューを掲載。ソチへの試金石となる大会の意義を紹介する。
男子日本代表
8月に行われた若手中心の男子日本代表（ヤングジャパン）とU16男子代表のロシア・ハバロフスク遠征をレポート。成田から飛行機で2時間のハバロフスクとの交流の大切さやKHLチームとの対戦の意義などをお伝えする。 また、男子日本代表の現状打破への思いを語る新連載「Pride of JAPAN」がスタート。第1回目は攻守の中心選手であるDF芳賀陽介、FW久慈修平（ともに王子イーグルス）が語り合う。
各種大会、好評連載も充実
韓国では熱狂的な盛り上がりを見せる「高麗大学×延世大学」の定期戦や国内の各種大会をレポート。また、「NHLリポート」では開幕後のNHLを概観するとともに、スーパースターFWアレクサンダー・オベチキン（ワシントン・キャピタルズ）を特集。その他、「Justice on Ice」「From New York」「Breakaway文化部」など強力連載も好評掲載！
