トップページ > ブギウギひできのレフェリー道

ブギウギひできのレフェリー道

第9回「第1回日ア連会長杯@愛知にて懐かしい面々と再会(2013年3月6日)」

 皆さんご存じのことと思いますが、アイスホッケー女子日本代表がソチ五輪出場を決めました。女子日本代表の皆さんおめでとうございます!これは、日本のアイスホッケー界にとって、その歴史を変えた本当に素晴らしいことです。1998年の長野オリンピックでは、開催国枠での出場でしたが、今回は、厳しい予選を勝ち抜いての出場権獲得なので、ひと味違うのではないでしょうか。

 

 ブギは、苫小牧に住んでいますが女子代表のキャンプ地が苫小牧でしたので練習風景や練習試合を見ており選手たちの苦労が少しばかり分かります。今年の正月も返上して白鳥アリーナで彼女たちが練習していましたが、その光景には、ただただ、頭が下がるばかりです。テレビ放送で選手のご両親が涙を流してアリーナを見つめている光景を見た時はブギも目頭が熱くなりました。やはり、オリンピック出場というものは本当に凄いですね。出場が決まった瞬間にテレビには速報テロップ流れ、殆どのメディアで五輪出場が決まった翌日の朝から晩まで女子アイスホッケーの話題で持ち切りでしたね。成田空港の到着ゲートから出てくる選手を待ち構えるメディアの対応や歓迎ぶりは、サッカーのなでしこにも負けないくらいのものだったのではないでしょうか。これから、ソチ五輪まで1年間余りの過酷な練習や代表選手選考があると思いますが、是非頑張って下さい。

 

 今回は、先日行われました第1回日本アイスホッケー連盟会長杯@愛知のお話をしたいと思います。いやー、懐かしい顔ぶれが沢山いましたね。元クレインズ伊藤雅俊選手や元イーグルスの岩田康範選手などが氷上を駆け回っていました。

 

 なかでも伊藤選手は、抜群の動きをしていましたね。1試合でチームの7割のポイントを挙げていたのではないでしょうか。他チームの選手は、伊藤選手にパックをキープされると、それを取り返すのは困難で、かつ彼にボディチェックをすることも容易ではなかったと思います。やはりトップリーグを経験した選手のプレーは、引退後であってもひと味違う何かを魅せてくれる感じでした。そして、やはり懐かしいホッケー仲間に会えたのは、ブギにとっても大変嬉しかったですね。なかには、本当に久しぶりに会った先輩・同期・後輩などがいました。

 

 そんな仲間達が皆、口を揃えて必ず言うことがあります。それは、「お前がレフェリーをやるなんて信じられないし、本当にできるのか?」という言葉です。それは、やはりブギが現役時代にヤンチャであったということが、彼らの脳裏から離れないのですね。昔の仲間達の試合を観戦し、一緒のリンクにレフェリーとして立つと、やはり心の底から皆はホッケーが好きなのだなと、ブギは思いました。確かに、アイスホッケーを始めた年齢や時代は皆バラバラかもしれませんが、嫌いでこのスポーツを選んだ人は決していないと思います。やはりアイスホッケーが好きでチームメートと共に勝利をするのだという目標があるからリンクに立ちたいのだと思います。やっぱり、スポーツっていいですね。

 

 因みに、その後の名古屋名物の手羽先も最高でした。やはり遠征先のご当地グルメは最高ですね。すみません最近グルメ情報多くて・・・

 

 でもレフェリーをしていなければこんなに全国各地になんて行けないし、ましてや海外なんて絶対にあり得ませんね。ですが、日本全国、そして海外で経験したことを自分にとっての次への力に変えることもブギにとっては大事なことなのです。シーズンも終盤戦になってきましたが、あともう少し皆さんアイスホッケーを楽しんで下さいね。


このページのTOPへ