韓国からアジアリーグに参加しているアニャンハルラは18日、今秋のシーズンから中心選手10名をフィンランドリーグに派遣することを発表した。
ハルラが選手を派遣するのはフィンランド2部のメスティスリーグで、2チームにそれぞれ5選手ずつを送り込む。派遣される選手は、FWパク・ウサン、キム・ギソン、チョ・ミンホ、シン・サンウ、キム・サンウク、ソン・ウジェ、DFイ・ドンク、キム・ユンファン、キム・ウヨン、GKパク・ソンジェの10選手。
この派遣は、ハルラによる韓国代表チームの強化策への中長期的な協力の一環。韓国代表チームは将来的には、国際アイスホッケー連盟が出場基準として掲げた世界ランキング18位以内に入り、2018年の平昌冬季五輪に出場することを目指している。
現在、世界ランキング28位の韓国代表チームは、11月に日光市で行われる予定のソチ冬季五輪1次予選に参加予定で、同グループに所属する同22位の日本のライバルとなる。
フィンランド2部リーグは、世界的レベルにあるトップリーグのファームに当たり、選手個人のシーズン中のトップリーグ昇格の可能性もある。
なお、ハルラによると、来季からは「ユーロ・ハルラ(仮称)」という独自チームをフィンランド2部リーグに参加させる予定。
また、ハルラは、今季もアジアリーグには変わらずに参戦するとしている。
2012年6月18日 10:21 PM| カテゴリー:ニュース