第84回日本学生氷上競技選手権大会(インカレ)は8日、北海道苫小牧市で準決勝2試合を行い、早稲田と中央がそれぞれ逆転勝利を収め、決勝進出を果たした。
決勝戦と3位決定戦は明日(9日)、白鳥アリーナで行われる。
■ 明治 3 – 4 早稲田(GWS)
第1ピリオドに先制された明治は、第2ピリオドにFW小原、上野、牛来の3連続ゴールで3-1とリードした。しかし、早稲田は第3ピリオドに粘りを見せ、15分にDF杉澤のパワープレーゴールで1点差とすると、終盤に6人攻撃を展開し、試合終了13秒前にFW寺尾が押し込んで、土壇場で試合を振り出しに戻した。延長戦も押し気味に進めた早稲田は、ゲームウイニングショット戦を制して、劇的な大逆転勝ちを収めた。
▼GK=明治:伊藤/早稲田:高橋大
▼SOG=明治:8/8/11/0(計27) 早稲田:10/8/17/6(計41)
▼GWS1巡目=早稲田(先):寺尾× 池田○ 高橋涼×/明治(後):小原× 本野○ 上野×
▼GWS2巡目=明治(先):本野×/早稲田(後):寺尾○
【早稲田/草島武彦監督】「第1ピリオドはすごくいい形で入れたが、第2ピリオドはペナルティがあり、ケガ人も出て、第3ピリオドは苦しいスタートとなった。しかし、選手たちは仲間を信じて、最後まであきらめずに戦い、ギリギリのところで追いつくことができた。明日は今日の第1ピリオドのようなシンプルなホッケーをしていきたい」
■ 東洋 2 – 3 中央
第1ピリオド10分にFW田中のゴールで先制した東洋は、16分にもFW春田がリバウンドを拾って2点をリードした。しかし、中央は第2ピリオド3分にDF鈴木博のドライブからFW重野が押し込むと、7分にも2人多いパワープレーで重野が豪快に叩き込んで同点とした。第3ピリオドは一進一退の展開となったが、中央は15分にFW林川のパワープレーゴールで勝ち越すと、終盤の東洋の猛攻を凌いで逃げ切った。
▼GK=東洋:小林/中央:小野田
▼SOG=東洋:8/13/11(計32) 中央:9/11/15(計35)
【中央/江守秀次監督】「体力では自信があり、第3ピリオドに入っても走り負けないホッケーができると思っていたが、その通りのプレーができた結果だと思う。昨日は水内が、今日は重野が点を取り、4年生がリーダーシップを取れていることも勝因の一つだ。明日はプライドを持って、相手をリスペクトして戦っていきたい」
9日の予定
◆決勝
12:30 早稲田×中央
◆3位決定戦
9:30 明治×東洋
会場:苫小牧市白鳥アリーナ
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===Breakaway掲載記事===
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観戦に便利な全国大学選手名鑑は040号(好評発売中/在庫少々)に掲載しています。
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2012年1月8日 1:46 PM| カテゴリー:ニュース