アジアリーグアイスホッケーは18日、アクアリーナ豊橋などで3試合が行われ、王子イーグルスが東北フリーブレイズを下して6連勝。韓国での集結戦では日本製紙クレインズがアニャンハルラとの接戦をものにしたが、栃木日光アイスバックスはハイワンに敗れた。
＜4回戦＝ブレイズ 4敗＞
第1ピリオド6分にDF橋場のパワープレーゴールで先制したイーグルスは、第2ピリオド15分にはFW久慈の目の覚めるような一撃で2点をリードした。ブレイズも第3ピリオド6分にDFファリヌックのパワープレーゴールで追い上げたが、イーグルスの堅い守備を崩すことはできなかった。
▼GK＝ブレイズ：畑／イーグルス：春名
▼SOG＝ブレイズ：30／イーグルス：41
【イーグルス／山中武司監督】「昨日の反省として、イーブンの状態で4失点をしてしまったので守りについてミーティングをしてゲームに入った。選手は昨日の反省を生かして、FWをはじめ守りが良かった。第2ピリオドはPKの時間があったが、GK春名を中心に守り切れたことが今日の勝ちに繋がった。ケガが多い中、若い選手が役割を果たしてくれた。次回の試合も勝利を目指してしっかりと準備して臨みたい」
■ アニャンハルラ 3 – 4 日本製紙クレインズ（韓国・高陽）
＜3回戦＝ハルラ 1勝（＝GWS勝）2敗（1GWS負を含む）＞
第1ピリオド序盤から激しい点の取り合いとなったが、2-2の同点で迎えた15分にクレインズはFW小原のパワープレーゴールで勝ち越し。第2ピリオド5分にFWキム・ウォンジュンにゴールを許してハルラに同点とされるが、第3ピリオド9分にDF梁取のゴールで勝ち越したクレインズが逃げ切った。
▼GK＝ハルラ：オム・ヒョンスン／クレインズ：石川
▼SOG＝ハルラ：34／クレインズ：27
【クレインズ／佐々木博明監督】「韓国シリーズの最終戦はお互いにスコアリングチャンスが多い試合だったが、GK石川の安定した守りがチームに勝利を引き寄せた。今月はタイトなスケジュールが続くので、コンディションを整えて、次のバックス戦に臨みたい」
■ ハイワン 5 – 2 栃木日光アイスバックス（韓国・高陽）
＜3回戦＝ハイワン 2勝1敗（＝1GWS負）＞
第1ピリオド開始早々にFWバーニーのパワープレーゴールで先制したハイワンは、バーニーのハットトリックなどで、第2ピリオド15分までに4-0と大きくリードする。バックスも第3ピリオド終盤にFW上野の連続ゴールで2点差に迫るが、時すでに遅かった。
▼GK＝ハイワン：井上／バックス：福藤
▼SOG＝ハイワン：36／バックス：36
★アジアリーグ現在の順位
1 王子イーグルス 勝点48（17試合）
2 東北フリーブレイズ 勝点29（18試合）
3 日本製紙クレインズ 勝点29（16試合）
4 栃木日光アイスバックス 勝点27（21試合）
5 アニャンハルラ 勝点27（19試合）
6 ハイワン 勝点17（18試合）
7 チャイナドラゴン 勝点0（9試合）
●今後のアジアリーグの予定
11月22日（木）
チャイナドラゴン×東北フリーブレイズ（19:00＝現地時間 中国・上海大学生体育センター）
11月24日（土）
王子イーグルス×アニャンハルラ（14:00 苫小牧市白鳥アリーナ）
栃木日光アイスバックス×日本製紙クレインズ（16:00 日光霧降アイスアリーナ）
チャイナドラゴン×東北フリーブレイズ（18:00＝現地時間 中国・上海大学生体育センター）
11月25日（日）
王子イーグルス×アニャンハルラ（14:00 苫小牧市白鳥アリーナ）
栃木日光アイスバックス×日本製紙クレインズ（14:00 日光霧降アイスアリーナ）
チャイナドラゴン×東北フリーブレイズ（16:00＝現地時間 中国・上海大学生体育センター）
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2012年11月18日 7:29 PM｜ カテゴリー：ニュース
