2024 IIHF 男子世界選手権ディビジョン1グループAは1日(現地時間)、イタリア・ボルツァーノで3試合を行い、日本(世界ランキング25位)は 韓国(同21位)に逆転勝ちし、今大会初勝利を挙げた。
立ち上がりから韓国に押された日本は、第1ピリオド15分に先制点を許し、第2ピリオド1分にDFロウラー(東北フリーブレイズ)の代表初ゴールのロングシュートで同点としたが、6分に韓国の速攻に屈し勝ち越された。劣勢が続いた日本は16分にFW磯谷(栃木日光アイスバックス)がゴール前で粘って再び追いついたが、第3ピリオド開始早々にまたしても韓国に勝ち越された。
しかし、積極的なプレーから徐々に流れをつかんだ日本は、11分にFW佐藤優(トルペド・ニジニノブゴロド/KHL)、13分にも磯谷が、いずれも速攻からゴールを奪う連続得点で逆転に成功。その後の韓国の攻撃をGK福藤(バックス)の好守などで凌ぎ、1点のリードを守り切った。
今大会初出場の福藤は43セーブ3失点だった。
日本のディビジョン1グループAでの勝利は、2015年のウクライナ戦以来9年ぶり。世界選手権での韓国戦の勝利は2014年以来10年ぶりとなる。
【日本/ジャロッド・スカルディ監督】「第2ピリオドまではなかなか自分たちのプレーができなかった。第3ピリオドは同点で迎えられたので、2ピリまでを忘れて最後のピリオドに懸けようと話して臨んだ。(アイスタイムがなかった)DF米山は、前日の試合後から体調不良があったので、次戦に備えるためにも休ませた。こういった短いトーナメントは流れが必要だが、いい流れになっていると思う。スロベニア戦は最初から勢いを出せるように準備していきたい」
◾️男子世界選手権ディビジョン1グループA 日本の試合予定
5月3日(金)23:00 対スロベニア(世界ランキング17位)
5月4日(土)19:30 対ルーマニア(同23位)
開催地:イタリア・ボルツァーノ
※時間はすべて日本時間
※日本の世界ランキングは25位
●男子世界選手権ディビジョン1グループA 現在の順位
1 ハンガリー 勝ち点6
2 スロベニア 勝ち点6
3 イタリア 勝ち点5
4 日本 勝ち点4
5 韓国 勝ち点3
6 ルーマニア 勝ち点3
※1-2位の2チームが来季トップディビジョン昇格、6位のチームがグループB降格
===Breakaway定期購読のお知らせ===
Breakawayのお求めは送料無料の年間定期購読が便利です。
年間10冊分の予定価格 ¥13,000(税込) → 定期購読だと ¥10,400(税込) 20%オフ(2冊分お得)
2024年5月2日 10:12 AM| カテゴリー:ニュース