2023 IIHF男子世界選手権ディビジョンIグループBは29日(現地時間)、エストニア・タリンで最終日を行い、日本(世界ランキング25位)はウクライナ(同27位)に勝ちし、通算成績を5戦5勝として優勝と来季の同ディビジョングループA昇格を決めた。
日本は第1ピリオド7分、フェイスオフからFW鈴木(栃木日光アイスバックス)が叩いて先制。19分にもFW平野(アボットフォード・カナックス)のパワープレーゴールで2点目を奪った。第2ピリオド9分には平野が再びパワープレーゴールを決めるとカウンター攻撃からFW髙木(レッドイーグルス北海道)が連続ゴール。第3ピリオド開始早々にもFW大津晃(ひがし北海道クレインズ)が相手のミスをついてリードを5点とした日本は、ウクライナの粘りの前に試合終盤に3点を献上したものの、17分からのウクライナの6人攻撃に対して身体を張った守りで逃げ切った。
日本のGK成澤(イーグルス)は31セーブ3失点だった。
この結果、日本は優勝し、来季、2016年以来8季ぶりにディビジョンIグループAへの復帰することを決めた。
また、大会ベストGKには成澤が、ベストFWには大会記録となる8ゴールを挙げた平野が選出された。
■ 男子世界選手権ディビジョンIグループB 日本の今後の試合日程
1 日本 勝ち点15
2 ウクライナ 勝ち点10
3 中国 勝ち点8
4 エストニア 勝ち点5
5 オランダ 勝ち点4
6 セルビア 勝ち点3
※日本は来季、ディビジョンIグループAに昇格
※セルビアは来季、ディビジョンIIグループAに降格
===Breakaway定期購読のお知らせ===
Breakawayのお求めは送料無料の年間定期購読が便利です。
年間10冊分の予定価格 ¥13,000(税込) → 定期購読だと ¥10,400(税込) 20%オフ(2冊分お得)